第4話

 久しぶりに書きますが、この数か月でも激変しているものを見かけていました。それは九州の福岡県福岡市でもウーバーイーツの配達を、よく見かけるようになったのです。

 携帯で注文して配達してもらう、というもので既に東京や大阪では多いと思いますが、私が住んでいるのは福岡市なので実際に目にするのは、福岡市でのウーバーの状況です。

最初に目にした頃は自転車でのは配達も、ありましたが午後から見る事が多かったのです。しかし、つい数日前に朝からウーバーイーツの配達をバイクでしているのを見かけました。バッグを背負っているので、そのバッグにUBER EATSと見えますから、すぐに分かります。

来年には百六十万人には、なるだろう福岡市は神戸や京都の人口を抜いています。

小さなレストランのメニューでも宅配するウーバーイーツ。インドカレーの店にいた時にウーバーイーツの配達の人が配達の事で店に入って来たのを見たことがあります。

そのカレーの店はインド人が、やっているのですが、それほど大きくない店内です。数店舗カレーの店を持つ店も福岡市にはあるのですが、そのウーバーイーツの配達員が来た店は一店舗だけ。少し高めのメニューの店です。

 数日前には吉野家にも現れました。吉野家のメニューも宅配しているという事。

宅配専門の外食産業といえば、ピザ、寿司、などがありました。ウーバーイーツの配達が普及すると、ピザや寿司の宅配会社も前ほど注文が、こなくなるでしょう。

ウーバーイーツはアメリカの会社です。日本のインターネット関連会社は、どこもウーバーイーツのような事が、できない。IT後進国、日本です。SNSもフェイスブックの一人勝ち。5Gは韓国よりも遅れています。

日本人には先見の明は、ないんでしょう。これから何十年も経ってITも自動車みたいに日本もアメリカより勝れるのか、というところでしょう。


 福岡市に民泊の部屋が増えました。もちろん業者が許可をもらって、普通のマンションにもホテルのように泊まれるようにしています。それだけ外国人旅行者は増えたという事。中国に近いですから、福岡市は。博多駅近くには中国人が大量に泊まるホテルも出現しました。福岡市の新幹線の停車する駅は博多駅で福岡駅というのは、ない。

まさにチャイナマネー、インバウンドです。

優雅に若い中国人女性が旅行で来ていたりする。若い中国人も金と暇のある人が、いますよ。日本は、どうでしょうか。福岡市でも自転車に乗る人間が増えた。昔の中国みたいです。

日本が誇れるのは自動車だけかな、というのに日本人は自転車を買い始める。もとから、そうだけど日本人には金持ちは少ない。年収一千万円以上は中国人の方が日本人より多いそうです。

それから最近、中国人の書いたSF小説が中国で2100万部も売れた。日本では百万部、売れれば大ベストセラー。中国の人口は日本の十三倍くらいとして、1300万部で大ベストセラーですが、それより多い2100部ですからね。

中国人の方が日本人より本を読む、という事です。よく勉強もしているかもしれない。日本ではアニメとか、そんなものだし。なんでも中国に追い抜かれる日が来るのも、そう遠くないかもよ。

日本では活字離れ、で文盲が増えているよ。若者が電子書籍を読みたくないんだそうだ。どういう学校教育なのかねー。ぼくの子供のころに、漫画を長く読んでいると親から、

漫画なんか多く読むと馬鹿になる、といわれて辞めた。

少しなら何も言われなかったが。

日本の経済なんて、そのうち自動車と工業部品だけになるんじゃないかなー。中国人が、せっせと本を読んでいる時に、日本ではアニメだの漫画、それでは経済も逆転するよ。

チャイナマネー頼みの日本になってしまうし、既に、いくらかは、そうだから。

福岡市に旅行者が増えているのも中国人が大半ですよ。で、福岡市の博多駅付近のコンビニの前に中国人が立っていて、誰かを待っているのを見た。旅行で来た雰囲気だった。

もともと日本ていうのは、ずっと昔は中国より遅れていたわけで、これから、そうなっても先祖返りというか、そんなものだろう。

リチウムイオン電池の発明をしてノーベル賞を取った人も七十代だし、これからは、そんな人もいなくなるかもしれない。研究室で漫画を読んでいたりしてね、はっはっは。

最近の若者、これは四十代でもそうだが文字離れしているので小説もラノベしか読めない。それで出版社はラノベ頼りです。戦前、戦中の小説は読めないんじゃないかな、大勢が。ぼくは高校のころには既に大抵、小説を読んでいたけど、谷崎潤一郎は読めても海野十三には手こずりました。それで海野氏の作品は多く読めなかった。今から数年前に海野さんの作品に熱中しました。それくらい海野氏の文体に慣れるのには、相当の国語力みたいなものが必要です。


文学史としては谷崎潤一郎の方が取り上げられるけれど、実は海野氏の文章の方が難解でもあり、高校の頃の僕には読むのが大変だった。

少し経済から離れて来たけども、韓国と中国に今、囲碁でも日本人は勝てません。

そのうち電化製品、も中国製のものばかりになるかもしれないし。日本人なんて活字離れの馬鹿ばかりだから、中国が勝てるね、なんて中国の方では思っているかもしれない。

そういう事で日本経済の動向2019は、中国人観光客に頼る日本、という言葉で終わりましょう。

商売としては漫画とアニメで大儲けできる、という事です。まあ、ぼくは殆ど見ませんけど、だから漫画アフィリエイトも、はやっているそうですよ。

中国では漫画とかアニメは、はやっていないみたいですが。

日本人幼児化路線で大儲けしましょうね。


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