長編を書こう

 これは備忘録であり、かつ、自分に宛てたお手紙のようなものです。


 カクヨム、というくらいだから、読むだけじゃなくて、書いて、そして公開してみよう、と思ってから、半年くらいが過ぎました。

 この間に一万字以下の短編を二つ、四万字くらいの中編を一つを書いて公開してみました。

 なるほど、書いてみると読むのとはまた違う楽しさがあるものです。自分の書いたお話に感想を書いてくれる方がいるのも嬉しいものです。

 そして、読むほうも、書き手の気持ちを感じるようになって、より楽しめるようになりました。


 次はどうしようかと思い、他の方の書いた創作論を読んでみたところ、たびたび出くわしたキーワードが「長編」です。

 どれくらいの長さからが長編なのか、というのも人によって少し違うのですが、一つの目安として、10万字というのがあるみたいです。

 原稿用紙だとびっしり埋めても250枚、実際は改行では字数が増えないから、もっと枚数は増えるのだと思うのですが、すごい量です。

 長編を書いてこそ一人前だとか、長編を一本書くと大きく成長できるとか、色んな話がでてきます。

 なんで10万字なの?というところについては、なんでも、これくらいの量があれば、その作品一本で一冊の本にできるのだとか。なるほど、本一冊分を書いたら自信がつきそうです。書いてみるか。


 そんなわけで長編を書き始めてから、もうすぐ一ヶ月。現時点で三万字くらい。単純計算だと7月ころには出来上がりそうです。

 短編と違って、前後のつじつまが気になったり、書いているうちに段々と前に書いたことを修正したくなって行ったり来たりしてしまったり、場面が変わるところをどうやって繋いだらいいのか悩むことになったり、考えることがすごく多いという印象です。

 苦労して書いても読む人がどれほどいるのか、ということを思ったりもします。ただ、これについては、他の方が創作論として書いていましたが、気にすることはないのだそうです。PVが全然伸びなくっても、少なくとも自分自身は読者であり、自分のためだと思って書けばよく、書き上げるとすごく達成感があるのだとか。そんなものかなあ、と思わなくはないですが、短編でも達成感があったので、長編ならさらに達成感がありそうだとは思います。

 公開時期についても悩ましいところで、とにかく公開して続きを考えるという方と、ある程度出来上がってから公開するという方がいるようです。

 個人的には、書いたあともあれこれ直したくなるタイプなので、出来上がってから公開しようと思っています。


 自分に対して言っておきたいことは、公開してないからって途中で放り投げたりせずにちゃんと完成させよう、ということ。少なくとも2024年4月23日の自分自身はそうはっきりと思っていましたよ、と。

 7月ころの完成を目指して、楽しく頑張れ、私。



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