第1章:NPCの料理力

私は今アルクテュースさんの店にいる。値段的にはなんと他の所よりも安く私達でも買えるような値段でもあり、アルクテュースさんは私の名前は鈴木真鈴華のJKだ。ソロで様々なモンスターを狩っている。

私「調達を一人で行っているんですか?」

アルク「はい、その通りです」

ZERO「人見知りだから?」

アルク「そ、それもそうなんですがそれ以外にも理由があって」と表情が固まりながら説明しようとしたので

私「なるほど、分かりました。」

アルク「え?何も説明していないんですが?」

私「あまり説明したくなさそうだからここまでにしましょう」

アルク「そ、そうなんですね」とあからさまにホッとした表情になった。

スピカ「KAIちゃんありがとうね」

私「いえいえ」

ZERO「それよりも商品を見せてもらってもいいですか?」

アルク「はい、どうぞ」

私とZEROは一緒に商品を見ながら店を周っていた。

・ホワイトウルフの串焼き

・青鮫の唐揚げ

・ホワイトベアーの煮込み

・ブラックワイバーンの蒸し焼き

・レッドドラゴンの炒め物

など様々な物が陳列されている。

私「ねえどれ買う?」

ZERO「うーん私はこれにしよう」

そう言って手に取ったのはホワイトウルフの唐揚げだった。

私「それにするの?」

ZERO「だって唐揚げ美味しそうだから」

私「確かにおいしそうだね」

私はそう言いながら他の物を見つつ青鮫の南蛮漬けを取った。

私「これ美味しそうだね」

ZERO「KAIはそれにするの?」

私「そうだね、これにする」

ZEROは唐揚げが大好きだ。私は南蛮漬けが大好きだ。

スピカ「ねえ、私も選んでいい?」

私・ZERO「もちろん」

スピカ「じゃあどれにしようかな?」

そう言いつつ様々な物を見ながら選ぶスピカさん。

それから数分後

スピカ「これにしようかな?」

そう言って選んだものはレッドドラゴンの煮込み

私「スピカさんはレッドドラゴンが好きなの?」

スピカ「そうだよ滅茶苦茶美味しいんだから」

ZERO「スピカさんは他にも好きなものはありますか?」

スピカ「基本的に何でもいいかなどれも料理の仕方ではとても最高だよ」

私「そうなんですね」

スピカ「そうなんだよ、どれも美味しいんだよ。それにアルクの店だからね基本は間違いないよ」

アルク「そんな事ありません、私の料理なんてまだまだです」

スピカ「そんな事ないわよあなたの料理は他の店にも十分に勝っているわだからこそ私はここで買っているわけだしここにKAIちゃんやZEROちゃんも今後買いに来るかもしれないわよ」

アルク「で、でも」

スピカ「いい?アルク貴方は出来る子なんだから」そう言いながらアルクさんをなでなでする様子がとっても可愛かった。

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