第1章:チュートリアルミッションその2

私の名前は鈴木真鈴華のJKだ。

紅玉と名乗るNPCに罠でもなんでもいいから一撃を当てるという

チュートリアルミッションを行うことにした。

私「さてどうやって攻略しようかな?」

案その1

お菓子で釣る

紅玉がのじゃろりなため甘いものが好きなイメージがある。

そして甘いものに夢中になっる間に一撃を入れる。

案としては悪くないがあの速度についていくのは厳しい。

案その2

その1を改良してお菓子を1回食べさせてその後にお菓子をみせて食べてみたければ1撃を入れさせろと言う。

だが紅玉の反応速度は異常である。

いや待てよ

お菓子で釣ると言うがこの世界にお菓子というものは存在するのだろうか?

と根本からの間違いに気づいた。

ないならお菓子を作る?

それだと時間かかる

私「スピカさん質問があるのですが?」

スピカ「何かなーKAIちゃん」

私「ここにお菓子はあるのでしょうか?」

スピカ「KAIちゃんの言うお菓子って甘味の事かな?それならあるけど」

私「すいませんそれってどこにありますか?」そう聞くと

スピカ「ここにあるよ」そうやってポッケから取り出してきた。

それを見た私は「すいませんそれください」そう言った。

スピカ「ふっふーんスピカお姉さんそれくださいと言ったらあげるよ」

私「スピカお姉さんそれください」私は内心ちょろいなと思いながらそう言った。

スピカ「はいどうぞ」そう言いながらスピカからお菓子を渡された。

私「スピカさんありがとう」私はそう言いながら走って紅玉が入っていた廃墟に後を追うように入っていった。

ZEROはスピカさんと同じように外で待つみたいだ。

私は紅玉さんの家で早速思い描いた罠を張っていく。

最初に仕掛けたのはいわゆる撒き餌である。

まずは紅玉さんを寄せるためである。そうして近づくところに罠の中にあった武器を使って落とし穴のように下の部分を弱くなるように切れ込みを入れそこにお菓子を置き、あとは罠の中の所にあったとりもちをその下に置き捕まえるよう仕掛けている途中で紅玉の声が聞こえ始めた。

紅玉「おおー甘味じゃ久しぶりの甘味じゃ」そうやって喜びながら食べている最中に私が作った罠が作動してしまい。

ガラガラと言いながら崩れかける家

私はまずいと思いながらもこの隙に1撃を入れるのが1番手っ取り早い。

そう思い落ちてくる箇所にとりもちの設置が終わったので崩壊する家の中で1撃を狙うチャンスを待っているとガラガラと本格的に崩れ始めた。

私は空中なら回避のしようがないと思い紅玉に向かって様々な罠道具を投げるのだった。




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る