Q2:自分の作品はクオリティにムラがある…。どうして?

作品を書いていると、面白いものが書けるときもあれば、全然ダメなときもあると思います。

自分の書く作品には、クオリティにムラがある、と。

なぜこんなことが起こるのか、原因は?


それは、作品にテーマがないからです。

テーマというのは、『その作品の面白さの定義』です。

もっと言うと、『読者がその作品に対して、期待しているもの』です。


例えば、ぼっ〇ざろっくだとすると、

『ぼっちちゃんが、バンドを通して嬉しかったり悲しかったり感情が変化する』。

これです。


これがどういうことかというと、

この作品が『バンドに関係ない話』をやったり、『ぼっちちゃんが関わってこないバンドの話』をやったら、つまらないんですね。

つまらないというのは、読者の期待に沿ってないということです。


話は戻りますが、

自分が書いた作品の面白さにムラがある原因は、ちゃんとテーマを決めてないからです。

テーマを決めてないから、読者の期待に沿ったものを書けない=なんだかフワっとした内容になる。

たまたま面白かった場合は、『偶然読者の期待と作品の内容が一致した』から、面白かったんです。


じゃあどうすればいいかというと、

意図的に、読者の期待に沿うテーマを設定すればいいんです。

そしてそのテーマを絶対に遵守して毎回書く。


バンドモノだったら、バンドの話以外はぜったいに書かない。

たとえば、みんなで宿題をやる話、こんなものは書いてはいけません。読者はバンド関連の話が見たいんです。

宿題の話を書くなら、『追試になったら補習でバンド練習する時間がとれない(から宿題やる話)』。

こうやって書きましょう。すべての話をテーマにこじつけてください。

それで作品のクオリティのムラはなくなって全部面白くなるはずです。


2024/3/6 diz

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