小説投稿サイト


 Webで書いた小説を載せようと思った時、ネットで検索すると、色々な選択肢があることに気付きます。有名なところではやはり「小説家になろう」、それから「カクヨム」「アルファポリス」、「ノベルデイズ」「エブリスタ」などがありますよね。


 ここではそれぞれのサイトの特性を詳しく書くことはありませんが、筆者はその中で書き手側から見た時に小説投稿サイトに必須だと感じている要素(投げ銭や、広告費の還元など、書き手へ支援ができること)が含まれていて、「なろう」系だけでなく、多様なジャンルが書け、そのニーズがあり、読者が多いと見なした「カクヨム」と「アルファポリス」を使ってみました。


 最初に始めたのは「アルファポリス」で、前評判通りに、そこでは無名の私が書いた小説を読んでくれる人も、私が思ったよりもずっとたくさんいました。


 私はそこで短編、長編、ちょっとだけ「なろう」系に寄せて書いた連載形式のものなどを書いてみました。


 初めてサイトを使った感覚としては、意外にもたくさんの人が読んでくれて、無名の自分の作品でも読んでくれるんだな、と感じたのですが、ランキングに載るようなことは、いやそんな素振りすらまずありませんでした。


 そして「アルファポリス」では、ランキングが(ランキングというよりは“HOT”と書かれていますが)、「男性向け」と「女性向け」に分かれていて、「男性向け」では異世界転生ものが、「女性向け」では恋愛系のものがほぼすべてを占めていました。


「カクヨム」でも、それは同じです。ランキング上位にいるのは、つまりサイトを立ち上げた時、最初に目に入るのは、やはり異世界転生ものです。「カクヨム」では、ジャンルごとに細かくページが分かれていて、ランキングもその都度違います。でもそこに載っている作品はどれも似たようなタイトル(あの特徴的な長いタイトル)や内容を思わせるタグが付いています。


 私は別に、それらの作品の是非について論じるつもりはありません。


 ただ、私の書くものはそれらのいずれも当てはまらないものでした。


 

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