第3話 ホテル満喫

 ホテルの水道って、だいたいどこでも塩素臭いですよね。だから、ホテルに泊まるときはミネラルウォーターを買い込んで持っていくんですが……

 なんと!

 今回泊まったホテルの水道は、全て温泉水という、なんとも贅沢な仕様でした。おかげで、部屋でもハーブティーを美味しくいただけました( *´艸)


 そんなホテルにも欠点が。それは……食事です。


 朝はバイキングで、毎日少しずつメニューが異なり、夜も多様なセットメニューがあって、どれを食べようか迷っちゃう……だったのですが、ランチがないんです!!


 まぁ、事前に分かっていたので、カップラーメンとか持ち込みましたけどね。レンジも無料で貸し出していたので、レンチンで食べられるリゾットとかも持っていきました。


 が、しかーし! 箸を持っていくのを忘れました。やっちまったよ、おバカー!!


 フロントで箸を貰って食べることは出来たんですが。やっぱり、ランチが食べられるお店がホテル内か近場にあったら良かったなと思いましたね。


 なお、コンビニまでは徒歩10分でした。

 二日目にお散歩がてら、お菓子や、試験当日に持っていくパンや飲み物を買いにいったのですが……晴れてなかったら、ちょっと行きたくないかな~といった、微妙な距離でした。


 まぁ、食事面でちょいちょいトラブルがありつつも、朝のバイキングも夜のご飯も美味しく頂いたので……2kg強ほど体重増加で帰宅をすることになりました。

 朝から揚げ物食べたり、夜にがっつりもつ鍋、牡蠣フライ、お刺身。そりゃ肥りますよね!


 ◆


 さて日中、私はホテルでどう過ごしたかと言いますと。

 更新分の小説ストックを積み重ねられなかったので、執筆に勤しんでました。

 こ、これが、原稿に追われる作家ね!(違う)


 スマホ打ちが出来れば良いんですけどね。

 私、PCじゃないとダメなんですよ。日頃、ノーパソ使ってるですが、キーボードは外付けでして。ノーパソ本体のキーボードは苦手という、わがままぶり!


 はい。

 ノーパソに外付けキーボード、ついでにノーパソのスタンドまで持参しました。重いよ!


 そんな感じで、娘が勉強する傍ら執筆に勤しんだり、お茶を入れたりして二日目は過ぎたわけです。

 なお三日目の娘が試験本番も、部屋にずっと籠ってました。天気が悪かったのもあるけど、娘が試験で頑張ってるのに、観光に行くのもね……

 文学フリマ広島が同日で、行きたい!と思ったんだけどね。行こうかと経路も調べたんだけどね。


 ◆


 広島大の最寄り駅は東広島でした。

 私の泊まったホテルから、広島駅まで行くには1時間ほどかかります。さらに、文学フリマの会場に行くには、広島駅から路線バスに乗らないといけないって言うじゃないですか!


 方向音痴の私が、初めての土地で一人、目指すにはハードルが高すぎる。


 今回の広島滞在を知っていた同人仲間に、どうやったら行けるだろうかと相談したら、即答で「やめなさい」と言われたくらいです。

 冗談抜きの方向音痴を知る友人に、全力で止められました。


 えぇ、真っ直ぐ行けばたどり着くはずの会場にたどり着けず、どうしようと電話を掛けたことのある私ですから。そりゃ、止められますよね。


 ◆


 そんなこんなで、三日目はまるっと執筆に時間を使ったわけです。

 

 良いんですよ……娘が広島大に合格したら、娘の様子を見に行くって大義名分引っ提げて、来年の文学フリマ広島に行くんだもんね!と、思いながら、ノーパソに向かっていました。


 まぁ、ストックもなかったですし、疲れて帰ってきた娘を出迎えるのに、遊んで帰ってきてたら……心が傷んだと思います。

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