🚩不機嫌は罪である
タイトルを見て「もしかして筆者のセンスあがったのでは?」と思った方、残念ながら違います。明治大学で教鞭をとられている齋藤孝先生の著書のタイトルです。再読して共感したので取り上げます。
自分は会社員なのでさまざまな人と仕事をします。社内外ともに。さて、会社員は異動がつきもの。別に自分が異動したのではなく、関係部署に異動してきた人がいまして。その人が不機嫌なんですよ。どんな具合か書き出してみましょうか。まあ、半分愚痴でもありますが。
・報連相ができない。
・仕事の優先度が分からず、新しく依頼された仕事から取り組む。最重要な業務は後回し。
・上司が仕事の仕方について優しく指導しても、上司がいなくなった途端に「はあ、こんな難しい仕事できないわ!」などと大きく独り言を言う。
こんなところでしょうか。みなさんは入社2、3年目の人だとお思いかもしれませんが、残念ながら30代後半の人です。自分より年上なので非常に残念な人だな、と思っています。社会人になる方、入社して間もない方、反面教師にしましょう。
そんな人が斜め向かいの席にいるものですから、自分としては面白くない。ここでタイトル、というか齋藤先生の著書につながります。「不機嫌は罪である」と。
不機嫌はどうして罪なのか。ざっくり言えば「不機嫌は伝染する」からです。本人だけでなく周りにも影響を与えます。1人が不機嫌なだけで会社などの組織や人間関係は負の方向へと向かいます。逆に言えばみんなが上機嫌であれば、すべてが上手くいくと言っても過言ではないでしょう。
齋藤先生は著書の中で様々な自分の機嫌のとり方を書かれているので、気になる方は書店へ。また、人の不機嫌を指摘する前に、自分の機嫌をとりましょう。そうしないと壮大なブーメランになります。
齋藤先生は著書の中でこんな風に書いています。「自分の「普通」は不機嫌に見えると自覚する」と。なるほどなぁ、と思います。
要は自己評価と他人からの評価は食い違いが多いということです。これは中々難しい。でも、上機嫌を心がけることはできます。皆さんも今一度自身の言動を見直しませんか?
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