第5話 魅惑のクレオパトラ
誰が名付けたのだろう。
とっても素敵な名前。
キジトラなどの目元にある、あの超絶可愛い黒い縞のことを、クレオパトラ・ラインというのだ。
世界三大美女!!!
クレオパトラといえば、その美貌と教養でカエサルやアントニウスといったローマの権力者を魅力したエジプトの女王。
そのエレガントな女王の名前を、あのキジトラ猫のアイラインのような可愛い模様につけるだなんて! とっても最高ではないか!
それはもう、全猫下僕がウンウンと首を高速で縦に振って同意して、ヘビメタ並みのヘドバンかましてしまいそうだ。
ちなみに、キジトラちゃんの額にあるMの模様。
これは、キリスト教ではマリア様のM、イスラム教ではマホメットのMとなる。
マリア様やマホメット様が、猫の額にM模様をつけたのだそうだ。
その伝説の真意は私のような凡人には知る由もないが、各々の宗教における重要人物が模様をつけた伝説があるなんて、猫とはそれほど世界に愛された生き物なのだろう。
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