第2話 文豪と猫(エドガー・アラン・ポーの猫)
物書きが語るなら、まずは文豪と猫。
古今東西、猫を愛して猫の下僕である文豪は数多!
文学界のトップ、レジェンド達が猫下僕ならば、もはや文学界隈は、あの猫様のピンクの肉球にちゃいちゃい転がされてカミカミされるおもちゃのボールに等しいのだよ。たぶん。
ということで、今回は、あのエドガー・アラン・ポーと猫の話を、少しだけ偏見に満ちた目で語ってみよう。
『黒猫』で有名なエドガー・アラン・ポーは、とても貧しかった。まぁ、貧しさ成分の半分は、本人の性格に寄与するのだが、そこはとりあえず置いておいて。
ポーは、貧しい中で猫を飼っていた。
ある日、心配した友人が訪ねたところ、病気の奥様が寒い部屋で寝ていた。
友人いわく、貧しく寒い部屋で、病人を温めるのは、太った猫だけ。大きな猫が、苦しむ病人の胸の上に乗っていたのだと。
猫は、太っていたんだ……。
てか、猫を病人の胸の上から、ちょっとどけようか。横に置こうよ、猫。
重いでしょ、猫。
猫飼いの皆様は、経験済みだと思うが、だいたい夜中に苦しくて起きる時は、猫の重さに耐えかねた時だから。
てか、ポー本人どこ行った!
友人が訪ねてくる時に、病人と猫だけ置いて、どこへ行きやがった。そういうところだぞ!
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