ボーイッシュな私と18cmのクリアヒールを履いたギャルのモデル2024～就実高校総合進学コース野球好きの私たち(高3)

第4話 同じ事務所、同じ年(3月25日)

撮影が終わったのは夕方の6時半で、外は少し薄暗くなっていた。

冬の頃は夕方の5時になったら暗くなるのが早かったけど、春になってから間もない頃に日が長くなったのは言うまでもない。

「帰りにさんすて岡山のセブンイレブンおみやげ街道さんすて岡山に寄って何か飲み物を買って休んで行こうか」

「そうですよね。奈々さん」

「もう畏まらずに普通(同い年だから)でいいからさ」

奈々ちゃんが私と同じ事務所に入ったのが私より1年位先であり、色々なのを着て撮影する等というやり方を教えて貰ってる内に色々と楽しくなったし、10年、20年・・・もそこでファッションモデルの仕事をもっと楽しめたらいいなという事でワクワクしてきた。

高校は違う(奈々ちゃんは創志学園高校)けど、同じ電車通学なので週に1回は一緒にモデルの仕事の時に同じ時間になるのも楽しみになった。