第5話 ザンザスVSホーネット!

ホーネットの控え室では


ホーネットは今までないほど震えていた…決して控えめに言えば武者震いではない…ただ恐怖で震えていた…


ガタガダ


「まぁ…これは、なんていうか…、ホーネットの

自業自得としか言えないかな…。しかも…ザンザスに勝たないと契約継続しないて…。敗けたら契約破棄か…。」


タルトは思わずため息を出してしまった。


「なんとかならないんですか?、タルトさん。

ここはなんかアドバイスは無いんですか?。」


タルトは首を左右に振る


どうやら無いようだ


「まぁ、気持ちを切り替えよう!、勝たないと先に行けないし!、アポカリプスクエストもクリアできないし、それに!。一応対策もある程度してるし多分いけるかもしれないし。まぁ!、敗けたら私がザンザスの靴を舐めるから頑張れ!」


次に変えてきたのはタルトの応援だ


一方 ザンザスの控え室では…


「ホーネットのデータの一部が改竄されてる?、それは本当なのかい。ザンザス?」


ザンザスの他にもう一人いる、特徴的な氷のようにな瞳をしているスーツを着こなさしている


「あぁ、そうだスティーブン、それも所属する国家のやっだ。本来なら新名持ちの英霊を持つプレイヤーは必ず所持国家を公開する、なのに…」


ザンザスの言葉を


「所属国家のデータ改竄…、確かににおかしいね…これは調べてみる価値はある。ホーネットの件は僕に任され、ザンザス 君はいますべきことを集中するんだ。それに……も珍しく見に来るしね」


スティーブンは遮るように言う、だが…笑みを浮かべる…。ザンザスは少し呆れるが…


「カス頼むぞ、スティーブン…、お前の冷徹さに信頼していぞ。絶対にセシリアやにもバレないようにしろよ。あと…義勇軍にもな。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ワァーーーー


全ての観客席は覆い尽くす…。


とある観客席では二人の女がいる


一人は栗色のショートカットの女


もう一人は青色の長い髪の女


「ねぇねぇ!!、リズ姉!、まだなの!!!、ザンザスのバトルは!!!」



無邪気に嗤う子どものように笑う


「あと、10分ぐらいのはずよ、スクアーロ!、それに…おっ来た来た!こちこち!!セシリア!」


車椅子に乗ってきたのはセシリアだ、


「ごめんね。準備に少し遅れて来ちゃった!。リズ、スクアーロ!。久しぶり!。」



セシリアは笑う


「多分今年最強の台風…いや…、嵐の予感がする。それも最大級のね。」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「観客の皆様長らくお待ちになりました!!!、観客席はバトル前から常に満席!!!、そして…

ヴァルハラの炎のトップと新たなるチャレンジャーの紹介だーーー!」


実況者らしき者はやや いや!、かなり声に熱を込めている!。


【その漢は常に己の弱さという憤怒の炎を宿している。そして禁忌を犯してでも絶対的強者であり続けたかった。ギルドヴァルハラの全プレイヤーは問う?。『お前は何を求めて悪魔ベリアルと契約したのかと?』…ザンザス!!!】


ザンザス控え室…


「酷い言われようだな…、まぁ間違いではないけど…。」


スティーブンは苦笑してしまう


「あのカス実況者め!、後でカス百万殺す!!。あとは任せるぞ、スティーブン…、ホーネットの件。どんな手を使ってでも調べろ。。」



ザンザスの眼は…炎のように鋭く熱を宿し戦場フィールドに進む


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ホーネットの控え室では…


まだホーネットは震えている。


「NOーーーーーーーー、嫌!!!??、」


ホーネットの悲鳴が鳴り響く、ホルダーはオロオロとしてしまい


「ホーネットさん落ち着いて下さい!。タルトさん何か言ってください!」


タルトはホーネットの顔にめがけて


バチン!!、とホーネットの頬にビンタをした


周りにいたジーナやホルダーもソーニャーも驚きを隠せなかった。


「ちょっとタルト!?、貴方何をしてるの?!」


「ちょっと驚き!。」


タルトは落ち着いた表情で


アポカリプスクエスト失敗も敗けでもいいから、1回、いや!、常に全力を出してやってホーネット、今思えば貴女はホーネット、貴女の本当の力を私に魅せて!!」


「えっ?、タルトさん…なにを言ってるのですの、《わたくし》は常に全力で…」


ホーネットは困惑しているが…


タルトは淡々と言う


「細かい事はいいから、ホーネットの努力を結果として示して!。そんでカイニスに納得してこい!。〝私が貴女のマスターだ〟と言える最高の演出をしてこい!」


タルトの謎の自信にホーネットは黙ってしまうが…


「負けても恨まないでくださいね、タルトさん!」


「うん、大丈夫だからね」


ーーーーーーーーーーーーーー


【愚かにも命知らずの義勇軍バカ代表はこの女に託された!、荒れ狂う海の疾走ドライブ!、悪魔も天使も神すら頭を垂らす事すら許さぬ反逆のプライト!、半神半人カイニスの槍はポセイドンの喉元に刺し穿つはトライデント!。さぁ…!来い!ホーネット!】


ホーネットは呼吸を整える戦場フィールドに進むが…


途中で転んでしまう。


観客は


(可愛い)(ドジ子?)(確かお嬢様言葉を話すやっだけ?)(てか義勇軍てなに?)



という疑問が出てくる


「懺悔の準備はOKか?、カスが」


ザンザスの脅迫地味た言葉にホーネットは


「もうわたくしはヤケクソなので大丈夫ですわ!。この口悪いカス悪魔!」


ややホーネットはなれない挑発をする


実況者は興奮を隠すことをせず


【さぁ!!、観客の皆さん!!。私と共にカウントダウンを始めましょう!!】


3



2


1


レディ!、デュエルスタート!!


最初に動いたのはザンザスだ、目にも追いつけぬ速さで炎銃弾を装填


「早速カスくたばれエセ半人半神英霊のマスタープレイヤーが」


速い!、ソーニャの時とは違う。これは殺意が違い過ぎる


だが


だが


だが


!!



「いけ!、ホーネット貴女ならいける!。」



タルトは笑みを浮かべホーネットにエールを送る!



「わたくしは止まらない!死ぬのは嫌だけど。死んでも生きる!!。ですわ!!」


そう!、ホーネットは耳に当たるギリギリに避ける!


(こいつ!?、ギリギリで見て避けた!?。ありえねー。イカれてる、こいつ!?)


ザンザスは困惑して


そう1週間前のホーネットとは全然別人だ



(このままザンザスさんの視界の直進29メートルまでに…)


「ていうど思ったか?、カスが!」


ザンザスはホーネットの顔にめがけて蹴りをいれる


それもホーネットは右手の盾で防ぐ!


「チィ!、なんとか……してでも」


ーーーーーーーーーーーーー


観客席では


セシリアは頷く


「そうそうこれが!あえてひたすらザンザスに接近戦インファイトをするのが正解!」



「どゆうこと、セシねぇ!。」


「教えなさいよ!セシリア!」


リズとスクアーロは気になってしまう


なぜホーネットはザンザスに近接戦にするのかを


「そのままの意味だよ、リズ、スクアーロ!」


ーーーーー。

義勇軍では



ホルダーは


「なるほど、近接戦であえてやることで、ザンザスさんの脅威的銃撃をやらせないようにするのですね!!」



「このままホーネットがザンザスとの間合いを維持できればいいんだけど?」


ジーナは不安てしょうがない…


「すご!、マジでホーネット私時より活き活きしてる。」



ソーニャは驚く


「現場は戦場で生まれる。だからこそ死ぬ気でやれホーネット!」


タルトはエールを送る!




ーーーーーーーー


ザンザスは焦る


「カスこいつ!、」(DVD見た時より断然レベルが上がってやがる!、水辺で速くなるのに、カスこいつプレーの質も度胸も)



ホーネットの槍はザンザスの頬に傷を付けられた。


「いつまでもわたくしのことを箱入りお嬢様と思わないでくださいませ!、この火の粉を振り撒く弾バカガンナーさん、オホホホー」


ホーネットはやや挑発地味たお嬢様笑いをする。


ホーネットの攻撃はこのまま


ザンザスに確実届くのだろうか?


「訂正だ!、テメェは即1000万殺す。このカス半神半人のカスプレイヤーが!!」


さらに油を注いでしまった



観客すら息を呑む…


これはただの一部なのだから…

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