第四話 ザンザス

タルト達 義勇軍がいるのメビウスの円卓の円卓


そこは黒く塗りされた空間の部屋



ジーナは唾を飲む


「はぁ…わかったわよ。英霊 真名ベリアルを持つプレイヤーの名はザンザスよ。ヴァルハラの炎のトップよ。私が風のトップになってからずっと維持している…。最悪…タルト死ぬわよ…マジで…」


どういう理由で私が殺されるのからわからないが…何故かジーナの身体は恐怖で震えてた

そのザンザスという男は相当やばいのだろう


「あ〜の…、そのザンザスさんてどういう人なんです?」


ホルダーが空気を読んだのか…、ジーナに質問をした


「一言で言えば、炎獄の二丁拳銃の悪魔ね。あと口癖のように〝カス〟というわ。」


「カスて…?。一体どんな環境でこんな荒々しい口の悪いひとがいるのですの?」


ホーネットも流石に驚く


「まぁ…。あとは実際に見てみたほうがいいわね。相当…鬼、いや悪魔的ヤバイ程に激強なんだから

…。そういえば…この日は確かザンザスとソーニャがバトルしてる日だから…。見えるわね。てかタルト、どうやってこのメビウスの円卓の間から出られるのかしら?。出れないとザンザスの強さを見れないわよ。」


タルトはあっと言ってしまう。そうだ。このメビウスの円卓の間どうやって出れるんだろう。ドアらしきものもないし。とはいえ天井も無理そうだ



アポカリプスは呆れてため息をつく。


(タルト。このメビウスの円卓の間を出るログアウト方法を教えてやる。念じろそうすれば出られる。ただし…)


「わかったよ、アポカリプス!出たい!」


タルトはそう宣言すると床に穴が空いた・・・・・・・否、床というより空間にヒビが入った・・・・・・・・・のみたいだ。


「タルトさんのバカ!!!」


「またジェットコースターみたいに急降下!!」



「うわぁ~」





またしても落下した、アポカリプスはゲラゲラと笑う


(ギャハハッハ!、最高の落ちだ!!!。タルトッ)


ある程度笑い終わると


(今回・・はうまくいくといいな。ヒルデ・・・このループ・・・で救えるといいな。皮肉なもんだ、矛盾という運命は。まぁ…俺は関係ないがな。)


アポカリプスの瞳は自然と閉じる



ギルドヴァルハラ第3トレーニングフィールドでは



男女が闘っていた



女は綺麗な黒く長い髪…日本刀を構え



男は黒く短髪だ…二丁拳銃を構えている



「今度こそ勝っよ!!。ザンザス!!」



女は声高らかに宣言する



「クソがお前はこれで87回目だぞ。同じことしか言わないのか?ソーニャ」



「だから私は 焔火ほむらび 蒼音あおねていってるじゃん…まぁいいや…もう慣れてるし。それにこっちの方が愛嬌があるしね。ニックネームみたいでいい」



「さっさと来い…炎のサムライ女…燃やし殺してやるからよ。」



「わかったよ。いざ尋常に勝負!」



ギルドヴァルハラ第3トレーニングフィールド観客席では…


金色の髪の女性がいる。その女性は複数の小型タブレットやパソコンなどを使っている、




「ふむ…、ザンザスの弾速の緩急…そして特殊変化弾の種類が増えている。対してソーニャはフットワークも速くなっている。これは…うん?」


彼女が上を向くとバッキンと…空間が罅割ひびわれすると四人が落ちていく


本来なら反射的避けるのが正解なのだ…彼女はそれすらできない。何故か…その理由は



「いや!!!!」


「タルトさんのバカ!」


「後で覚えていなさい!、タルト!」


「避けてください!」


彼女は避ける行為はできない


タルト達が見たのは彼女は…


「ごめん、避ける事できないの」


ジーナは咄嗟に


「キャスト!、アンチェンジークッション!!」


見えない不変のクッションを作り出す



「ぎぶゃん」


タルトとホーネットは着地を失敗した


対して


「大丈夫、ホルダー?」


「大丈夫です、ジーナさん…でもタルトさんホーネットさんが…」



「ド派手な、登場の仕方ね。義勇軍は…あとジーナもね」



「そういうあんたこそ。敵の偵察でもしてるの。セシリア!」


ジーナは彼女の名を言う


「うん…!、オペレーターとしての義務を果たしてるからね。」


「オペレーター!、はじめましてセシリア!?。え!?、足が…」


セシリアの両足は無い…


「あぁ…昔ちょっとやんちゃをしてね。両足を切断したんだ。今はオペレーターとして頑張ってるの。」



セシリアは笑ってるが…


(いったい何があったんですか…セシリアさんは)



タルトはセシリアよりも


「あれがザンザスか…あのディアボロスクラスをよく使いこなしてな。普通なら扱いにくいのに。すごいねセシリア。」


「そうでしょう!。ザンザスは炎のトップなのよ。そしてポジションはガンナーなの!」


「ガンナー?」


ホルダーは首を傾げる


「ガンナーは銃を使うポジションですわ。ホルダーさん。」


「そして。ディアボロスクラスは非常に扱いにくいの」


とジーナは説明する


ところ代わり


トレーニングフィールド では…


「失せろカスが!!」


ザンザスの炎の弾丸が迫る


「失せないし!、相変わらず弾速も威力も何もかも全部規格外だね!。ザンザス!」


ソーニャは落ち着いて躱す


だが…ザンザスは弾を切り替える


「それもわかってるし!?、てあら!?」


その弾は2つに分裂した


(分裂弾!?。それもホーミング付き!?。) 「くつっ!」


ソーニャは受けてしまいダメージがはいったい


「少しは粘れよカスサムライ女が!!」


ザンザスは更に弾丸を撃ち込む!


炎属性の弾それも特殊変化弾だ!。左カーブや右カーブやフックやスローなどといった特殊変化弾を絶え間なく撃ち込む!


「ここで征くよ。忍法 瞬身の術!」



ソーニャは消えた


ザンザスは撃ち込むのやめ


「カスが逃げるな!」(このパターンは更に瞬身の術から隠密ステルスに切り得てからの斬撃…あの

ソーニャなら更に俺の対策をしているはず。カス並に頭を使うな。)



その時が来る!


「ここだーー!」


ザンザスの背中からソーニャが姿を現す


「甘めぇえよ!!カスサムライ女ソーニャ!!」


ザンザスの更に後ろから炎の弾丸か来る


(やっぱりか!。私の瞬身の術対策してるか!でも後付けオプションはそれだけじゃない!)


炎の弾丸はソーニャに当たるが


煙とともに消えた



「うな~?!。分身の術?!、あのカスサムライだけじゃくオプションに分身の術を追加してたのか!」


次の瞬間ソーニャは二人姿を現すそれもザンザスの前と後ろに


「これでー、決める紅の双閃!」



「チィ、キャスト!デビルシールド外道の盾!」


ザンザスの前と後ろに悪魔の盾が現れる



ソーニャの攻撃を防がれてしまった


何か変わらず何故かザンザスはダメージが入る



観客席では


「なんですねの!?。あの速さわ!?普通のガンナーの戦いじゃないですけど!?。普通リロードに時間がかかるのに、それにあの威力はいったい!?」


ホーネットは驚いてしまう


「普通…ディアボロスクラスは契約の数で攻撃力や

俊敏力などといったステータスを上がるの。更にわかりやすく言うとルールの数だけステータス上方するし効果も上がる。」


タルトは説明する


「けどそれだけじゃない。ザンザスのベリアルに契約した数は4つ!一つ魔法を使うとダメージを受ける、その代わりMPマジックポイントを超回復する。2つ目は武器制限は銃しか使えないその代わりリロードや弾速、威力などといった物を全て上がる。3つ目属性制限炎しか使えない!。そして最後は…弾を錬成する事でだよ。そしたら更に威力が上がるの」


セシリアは自慢そうに説明をした


だが


「でも…あのザンザスてプレイヤー…かなり辛そう。どうしてなのかな?」


タルトは思わず言った


「辛そうですか。ザンザスさんが?」


ホルダーも思わず言った


再びトレーニングフィールドでは


「さぁフィナーレだ!失せろクソカスサムライシノビ女。

ヘルファイヤー!!」



極大の炎の弾丸が否…もはや極大の炎の竜巻弾だが


「ここまでか…」


ソーニャは終わりさとる、


ザンザスの攻撃を受けてしまい、ソーニャは負けてしまった


「カス…猿以下のカスが!、もう二度と俺に関わるな!、わかったな!。」


ザンザスの暴言にソーニャは


「酷いよザンザスどうしてここまでいの。」


「ちょっと待った!!!。」


上空から声が聞こえる



すた、とタルトは着地を成功する


「ザンザスさ、なんで……つらそうな顔してるの。もしかして自分がまけてほしかたの?。」


「はぁ!?何言ってるがクソ女が」


「あっ、私の名前はタルト・ハートフィリア。クラスメシア、話を戻すけどソーニャは強いのになんでここまで暴言を吐くの?」


「あぁ!?。なら俺の餓えを満たしてくれるのか怒りを満たしてくれすのか。クソ自信過剰メシアが!」


タルトは笑みを浮かべ


「なら、勝負!ホーネットが勝ったらザンザス暫くの間私達の義勇軍に属してもらうね」


「ちょっとタルトさん!?」


ホーネットの絶叫が響く


「それじゃ俺が勝ったら1年間俺の靴を舐めてもらうぞカス自信過剰救世主タルト!」


「良いよ!ザンザス!一週間後 第3トレーニングフィールドでね」


アポカリプスクエスト ディアボロスクラス

真名 ベリアルのプレイヤーの勧誘クエスト開始!



「なんでこうなるのですの!!!」


まだホーネットのしたという咆哮か響く

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