第3話 |黙示録課題《アポカリプス・クエスト》!

「う〜ん、ここは……いった居所なの?。それにこのテーブル円卓はなに?、なんか番号0ゼロて数字が刻まれているし…あと椅子がやや空中に浮いてる?」


タルトが目を覚ますと、そこは…ただ広く黒く塗りつぶしされた空間だった。その中心にあるのは丸いいや…円卓のようなテーブル…そして宙に浮いている椅子、その円卓に 0ゼロが刻まれている。


(やっとか……、早く第 0ゼロの席座りやがれ…。)


「痛い…何今のは…頭痛…にしてはなんか変てか今幻聴らしい声聞こえた」


タルトは頭に手を当て


(幻聴? 何言ってるだ!!。早く席に座りやがれ!!

お前たちのクエストは生ぬるすぎる!。 創造主エデンズ様が観たがっているのは

この俺に与えられたクエスト。死とスリルと言った

超高難易度の黙示録課題アポカリプス・クエストに藻掻き苦しむざまと足掻く姿のみだ。そして報酬に一喜一憂し

全ては我が神の言われるがために!、神が観たがっているのは人間讃歌ノンフィクションドラマだ。

だから早く第ゼロ席に座りやがれ!)


「タルトさん、頭に響くような今の声はあの円卓あたりから聞こえました。」


ホルダーも意識を取り戻したようだ。


「ちょっとここは何処なのよ…私たちはさっきまでヴァルハラのクエスト版辺りにいたはず…それにここは暗すぎる」


わたくしもわかりませんわ…」


ホーネットとジーナも意識を取り戻したみたいだ


タルトは頭に響く声に言われるがままに第ゼロ席の椅子に座る


その円卓は白く美しくも神秘的だ。カチカチと時計の針のような音が聞こえる。あと何故かゼロと刻まれている。普通なら1のはずなのに……


「座るよ!」


トンとタルトは椅子に静かに座る。


第ゼロ席にメシアクラスのマスタープレイヤー着席確認!


並びにメビウスの円卓…全特権解放!。


黙示録アポカリプス起動フェーズ確認!


並びに⬛⬛⬛⬛⬛レコードの所有の確認あり。


黒く塗りつぶされた空間は揺れるまるで地震が起きたかのように揺れる!


「えっなになに!?」


義勇軍は軽いパニックになってしまう!


次の瞬間


黙示録課題アポカリプス・クエスト始動!!


円卓の、中央からが現れた。


「何です…、あの本は…僕の持っている本とちがう…」


ホルダーは驚く


瞬間円卓の中央から現れた本はグャギャリギロリと蠢くそして眼が口が現る!?


(よぉ…一応改めてはじめましてか…第ゼロ席さんよぁ。俺は古代遺物アーティファクト黙示録アポカリプスだ。このメビウスの円卓の元責任者して。そして黙示録課題アポカリプス・クエストの為に生み出された古代遺物アーティファクトだ。)


古代遺物アーティファクト!?』


ホルダー除くメンバーは驚いてしまう。


古代遺物アーティファクトとは創造主エデンズが生み出された物だ、古代遺物アーティファクト一つで100の兵すら斃せると言われている。だがそれらを創られた今のところは理由は知らない


(まずは軽い説明からだ。ここはメビウスの円卓の間だ。今のメビウスの円卓の間はタルトに全特権譲渡した。この空間では俺の気まぐれ又は創造主の気まぐれでクエストを受けることができる!!。だが気をつけろよ。どれも超高難度だ最低でもcだ。そして俺のクエスト失敗又はクエストを受けないでもペナルティが出るぞ。唯一のペナルティの回避方法、クエストの半分を達成することだ!!。さぁどうする?、救世主タルトさんよぉ)


アポカリプスは舌を出し見くびる出す。まるでタルト達挑発する行為と発言する


「ねぇ…アポカリプス。 ペナルティどうなのかは知らないけど、その分報酬はすごいんでしょう?」


(なら、クエストやるんだな!)


「タルトさん!?」


ホーネットはオロオロとしていも


「ちょっとタルト!、少し慎重に考えてからのほうがいいワよ!」


ジーナはタルトに考え直すように言う


「タルトさん…」


ホルダーはタルトの服の袖を掴む


「クエスト受けるよ!、アポカリプス!」


(OK、クエストスタート!)


アポカリプスはパラパラとページをめくるある程度めくり終わるとその中ページが切り離し空中に浮く


(クエスト1ワン クラスディアボロス真名ベリアルのプレイヤーの勧誘。クエストランクA 。

報酬 古代遺物アーティファクト豊穣神の義足フレイヤ・ プロスセティストの所在位置!)


「あれ?ベリアル?。なんか一番クエストランク高くない?てか知ってるし」


(クエスト2ツー異名ネームド魔獣 〝ジャングル〟ドリアードの討伐 クエストランクS。

報酬グランドクラスゴッド トールの所在位置!)


タルトはつばを飲む


(参加人数は1席グループのみ!)


異名ネームド…そして報酬グランドクラス!?。しかもクエストランクS!!」


異名ネームドとは2つ名を持つ魔獣のことである。特殊な能力、まぁ…簡単に言えば。他とは違いとにかく強い魔獣だ!


タルトは体を震える。


アポカリプスはクエスト2ツーの報酬内容だ

冠位英霊グランドクラスは真名の英霊より遥かに強く。そして認めたプレイヤーしか契約しない…。

このアースガルド大陸にグランドクラスと契約したプレイヤーは余り聞かない…


ちなみに私のメシアはエクストラクラスだよ!


「タルト、もしアポカリプスクエストを受けるなら。順番からして真名ベリアルの勧誘からやるのなら。やっていいわよ。ただ…」


ジーナの言葉はつづくが


「ありがとう!、ジーナ!。やるよアポカリプス!」


タルトは天高く宣言する、アポカリプスは不気味に

ニヤリと笑みを浮かべる。



(クエストオールクリアした場合。第1席の追加 並びにお前ら義勇軍が他の国家に入った場合更に席を追加する!、その度クエストの参加の人数が増える!。だが気をつけろよ。席が増えると行くとは犠牲者が増えることだ…。)


「大丈夫だよ、アポカリプス…私は救世主だから!」


タルトの謎の自信があふれるウィンクをする


何故かアポカリプスは黙り込み


(そんで一つでもクエストクリアしなかった場合。

ペナルティ 魔獣 異名ネームド〝イート〟ヨルムンガンドの活性化!。それでもいいんだな?、タルト…)


「いいよね!。みんな!」


『はい!』


ホルダーとホーネットとジーナは返事をする


(アポカリプスクエスト受注開始、完了 。クエスト期間は一ヶ月後。)


アポカリプスはゲラゲラと笑う


「ねぇジーナは貴女は言ったよね。真名ベリアルのプレイヤーの勧誘からならいいて。知っているので持ってるプレイヤー」


ジーナは黙り込み少ししてからため息をつく


「はぁ…わかったわよ。英霊 真名ベリアルを持つプレイヤーの名はザンザスよ。ヴァルハラの炎のトップよ。私が風のトップになってからずっと維持している…。最悪…」


ジーナは唾を飲む


「タルト死ぬわよ…」


一方別の場所では


ギルドヴァルハラ第3トレーニングフィールドでは


男女が闘っていた


女は綺麗な黒く長い髪…日本刀を構え


男は黒く短髪だ…二丁拳銃を構えている


「今度こそ勝っよ!!。ザンザス!!」


女は声高らかに宣言する


「クソがお前はこれで87回目だぞ。同じことしか言わないのか?ソーニャ」


「だから私は 焔火ほむらび 蒼音あおねていってるじゃん…まぁいいや…もう慣れてるし。それにこっちの方が愛嬌があるしね。ニックネームみたいでいい」


「さっさと来い…炎のサムライ女…燃やし殺してやるからよ。」


「わかったよ。いざ尋常に勝負!」


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