軌跡と絆の灯火

第1話 ギルド ヴァルハラ

このアースガルド大陸には10の国家があり。それぞれの国家にはマスターを中心にした企業や軍隊や研究機関らがある。


そして…どの国家には必ずそれがギルトである。

今、タルトがいる場所は様々な大中小問わずの出店がある。


そして…。その周りには巨大な壁がある



そこはアースガルド大陸の一つ、中枢防衛国家セントラル。


あるギルドに行く、一週間あるライセンスを再取得するために試験に

ギルドにはそれぞれの場所によっては入れるためのルールがある



一応誰でも、年齢や性別などの制限はない。


英霊との契約即ちマスター適正率がさえあれば誰でもなれる


なろうと思えば子供でもなれるし、老人でも冒険者になることができる。


ただし、試験も存在する。



マスターとしての適合率とギルトの与えられた課題をクリアすれば。 一定以上の力量があると認められない限り、プレイヤーとしてギルドに登録することができない。


これは、力を持たない無謀な挑戦者をふるいにかけるためのシステムだ。


そんな中にアースガルド大陸。中枢防衛国家セントラルにある。トップギルドがあるその名は ヴァルハラである


ギルドヴァルハラ特別室


「はい、これでタルトさんに与えた課題はすべて終わり。正式に ヴァルハラに所属できました。あとビフロフトも使えます。」


眼鏡をかけた男は書類を確認し


「そのありがとうございます。本当なら…。」


クイクイ


と眼鏡を動かし


「仕方がないですよ。タルトさん。


本来なら受付でやるのだが…、だがタルトのとある理由のため一部の信頼のできる人としかできないのであった


「よし!これで大丈夫ですね。これか貴女は ギルドヴァルハラの一任です」


「それじゃあ、さっそくクエストしていいですか?」


男はにこらかに笑った



「いいですよ」


タルトはクエストボードのある場所に向かった、周りの人間は酒を飲み、ばが騒ぎを起こしているものもいる。そこはまさに酒場そのものだ!


「流石……。噂以上ね、この馬鹿騒ぎは…。」


タルトは淡々とクエストを見て決めるじっくり時間をかけて決める。


自分にあうレベルのクエストをいくら。超ランクのクエストを選べば死ぬのは眼に見えているからだ。


「ということは魔獣討伐は早いと思うし。落ち着いて着実にランクを上げるために経験と実績を上げたいから………。」


〝魔獣〟とは


このアースガルド大陸にいる


異形の総称である




その形態や性質は未知であるうえに


多岐に渡る種類が多いが雄一当てはまるのはある。それは人間に対して憎んでいるかの様に凶暴になるのが特徴的だ。だがそれでも我々には必要不可欠である。その理由とは


「私達の生活には魔獣の残骸などが武器や食用等にもなれることもある。てショコラさんが言ってたな。」


そう……


我々人類を支える 燃料であり




そしてその ほぼ全ての種が


鉱物、薬品、食肉、発電などらの種がいるそして、それらは我々アースガルド大陸の生活を支える資源である。


ざわざわ


「お願いします。協力してください!。報酬は倍にします。何なら5倍にしますですから〝黒の盗賊〟からわたくしの大切なネックレスを取り戻すために力を貸してください!」


タルトをある団体を見る。そこには黄色の髪をしたツインテールの少女が居る、年齢は多分15〜17ぐらいだろうか?。


(かなりいいドレス着てるな。見た感じ。海洋移動戦艦アトランティス、神聖白亜都市アヴァロンか魔導賢智国家エルサイムの上級貴族かな?。)


その黄色のツインテールの少女の着ているドレスの色は青と灰の2色だ。


その少女は叫ぶ……。


「あのネックレスにはあるのです。だから…!。力を貸してください!!。報酬は成功次第で上げますから!」



他の男たちも戸惑う。だが…!


「いい話だが、相手が悪すぎる。なんて立って〝黒の盗賊〟が相手なんてな。奴らは1万も超えるメンバーがいるし、あと拠点もどこにあるかもわからない。悪く思わないでほしい」


そう言うと男達は立ち去るのだった。


「そんな……!?、お待ち下さい。待ってお願い!………。ヨークタウンお姉様。

エンタープライズお姉様。お母様の最後の家族写真なのに………。」


(なるほど大切な家族写真ね………。仕方がないか。)


タルトも心から言い訳をすると


(思った!)


泣きじゃくる少女にタルトは手を差し伸べる


「ひとまず。ここで泣くのは良くないよ。えっと……………。貴女の名前は?」


タルトは穏やかに優しく語りかける。


わたくしの名はホーネットと申します。訳あってフルネームは言えませんえっと」


「私の名前はタルト・ハートフィリア。一からやり直すためにマスターになったの。ひとまず此処でなくて別の場所でネックレスのことをはなしてくれないかな?。あとあなたの使うも教えてくれるかな?」



☆ ☆ ☆ ☆ ☆


ホーネットの話によるとどうやら商団の馬車の護衛中に奪われてしまったことらしい。そして〝黒の盗賊〟はアースガルド大陸に名を轟くほどの犯罪集団であることから。ホーネットだけでは無理と判断し。他に頼れる人をクエストを受注したのだが失敗………。


わたくしはどんな手を使っても取り戻したいんです!!」


ホーネットは最後の頼みの綱に頼む。


対してタルトは


「うん、いいよ。報酬は前借りしていい?」


タルトは報酬の件で話す


ホーネットはうなずく


「どんな報酬でもかいません。大金はすぐに…」


タルトは手をかざす


「そうじゃなくて私の欲しい報酬はホーネットの使う英霊が真名しんめいなのか、それとクラス?、あとポジションを教えてくほしいくらいかな。他はいらないよ。」


ホーネットは驚愕した、タルトはお金がいらないといったのだ。欲しい報酬はホーネットの情報だけ。


ホーネットは少し迷ったが…すぐに



「まず英霊からわたくしの使うクラスはエンシャントです、それも真名しんめいはカイニス。あとわたくしの属性は水。ポジションはセーフティとアタッカーです。」


タルトは


「セーフティとアタッカー………。そしてクラスエンシャントの真名カイニスか…。」



この世界には3つ大切なことがある


まず一つ目は属性 基本6属性である。


炎、水、雷、木、大地、風の6つ


それと音などのレアな属性が無数にある


2つ目はポジション


自分にあったポジション


ホーネットの場合はセーフティは


最後の防衛である


そしてアタッカーは攻撃を重視したポジション


最後は英霊とクラスである


英霊とはこの星の歴史に刻まれた、英雄たちである。幻想、絵本、伝承、神話、実際に英雄譚などに活躍した英雄たちのことを指す、だが彼らはどこに現れたのかは未だにわからない。異なる世界来たのかはたまた並行世界から来たのか?、未だにわからない。



話を戻すだ


英霊にはクラスがある


ホーネットの使う英霊カイニスの場合


エンシャントは古代や神話に活躍した英霊を指す。神代や古代の魔術や戦術が得意である。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


タルトは考える。ショコラさんが教えくれた最初の教え


行動を起こす前に思考し考えろ。


ゼロからワンに考え。パズルの様にピースをはめていき考えるのだ。



(ホーネットの襲われた場所は魔の森付近だから…。誰でも見つけられない場所にいるから…。そしてなぜ商団の馬車が来たのかをしていたのか…。多分その線は無い。)


タルトは淡々と考える


ホーネットはギュッと両手を握りしめる。


そして…


「多分だけど待ち伏せじゃなくて最初からいたんじゃないかなその黒の盗賊は?」


「へ?」


「そして商団の馬車の商品とホーネットのネックレスを奪った。その線しかないかな?。」



ホーネットは驚きを隠せなかった


「じゃあ黒の盗賊はどこにいるのかわかるのですか。タルトさん!!」


「どうどう、落ち着いてホーネット、私の感では魔の森のど真ん中かな?」


「ど真ん中……。そういえば黒の盗賊の皆さんはまるで自分たちの庭のように迷わずに進んでいました」


タルトはニッと笑い


「ならさ私とホーネットで捕まえよう!」


わたくしも!?」


「大丈夫だよ。ホーネット。」


タルトは自信に溢れて笑みを浮かべ。


「私はかなり強いし。それに奴らをほっとくとまたホーネットと同じ目に合うしことも考えったほうがいいし。それに………」



「それに?」


ホーネットは首を傾く


「私は10代目救世主だから!。大丈夫だよ」


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

私が継承された、英霊は……。天地がひっくり返る程に超低確率で超絶レアエクストラクラスのメシアです。〜義勇を抱く彼女は救世主《世界を救うのは勇者と誰が決めたのかな?



場所を変わり

魔の森、黒の盗賊団アジトでは?


そこには無数の男達がいる


その一人はある少年を見る


「その小僧の持っ本かなり高く売れそうだな!」



(誰か助けて!)



少年はギュッと本を大切に握りしめる!


するとドカン!と爆破が起こる


「何事だ!」



「敵手だぁ!。敵は女二人だ。殺せ!」


「タルトさん、いくらなんでもやりすぎです!?」


タルトは「ごめんと」謝る


時は数時間前に遡る


黒の盗賊アジト


ホーネットはアッサリと見つかったことに驚く


タルトはよしと頷く


「タルトさん、黒の盗賊のアジトは見つかりましたが、これからどうしますか?」



「簡単だよ。ホーネット正面突破だよ!。まず私が魔術を使って爆破を起こしその余波で煙幕を作る。そんで二人で強行突破!。ねっ!簡単でしょう!」



ホーネットは呆れる


だが


「大切ネックレスを取り戻す為です。がんばります」


タルトは静かに心の中でカウントダウンをする



3、2、1、0と言い終わると


黒の盗賊のアジトは爆破した


そして現在に戻る


ホーネットは槍を天高く掲げ


「母なる水よ!、宇宙を全知全能を統べる神々の弟を持ち。その兄に逆鱗を触れることは禁忌なり!なぜならこの星の全ての海を統べる神なのだから!嵐起こせ!。荒波を起こせ!絶海の最恐神にして『大海の暴君』の力を見よ!キャスト!タイラントオーシャン!」


ホーネットの魔術が発動した


黒の盗賊のアジトは水に飲み込もれる



その好きにタルトは…


「このアマが!」


まず一人


「グヘ!?」


黒の盗賊を一人づつ着実に倒していく


左手に剣で切り刻む


「甘いぞ、このアマが!」


すると黒の盗賊らしきものが木の上から銃で狙い定めている


「しているよ、あんたが高台いにいることキャスト!」


「死ね!」


「パラディンシールド青騎士の盾!」


タルトの頭上に盾が現る


「んな!?」


ホーネットはある人物を思い浮かんだ



タルトは右手に銃を取り出し高台にいる黒の盗賊を狙いを定め撃つ



「こんなんでも私は救世主なんでね。それに私のポジションはゲキムズのクロスレンジーだから!」



「おカシラ!もう無理だ!」



おカシラとう盗賊が姿を顕す



「なるほどな、なら!切り札!。おいロックリザードおを出せ!」


「ロックリザード!?」


ホーネットは驚く


ロックリザードと呼ばれる魔獣が姿を顕す



巨大なトカゲのようだが雄一違いは皮膚は岩のように硬く爪と牙は鋭く


「ホーネットは少し離れてて!」


「タルトさん!?」



「ソードオブヴァレット!」



タルトの左右の手から属性を魔力を溢れ出る


ホーネットの水でもない別の属性が…


そして放つ


10連撃による斬撃と10弾に追撃の攻撃が。


黒の盗賊の切り札と呼ぶべきロックリザードは跡形もなく消えた。


黒の盗賊のおカシラはへたり込む


「そんなバカな。ロックリザードを倒しとしただと!?。馬鹿なロックリザードの皮膚は岩のごとく硬く銃弾や斬撃では皮膚直接ダメージすら入らないというのに!?。何故だ!!??」


ホーネットは〝あ〟言ってしまう


「思い出した!。右手銃、左手に剣。ポジションはクロスレンジー。そしてタルトさんの使用するクラスは継承型の超絶レアエクストラ名は」


タルトはニヤと笑い

「クラスメシア!。全てのクラスの必殺技と魔術を使うことが雄一無二許された

英霊!その真名はエインヘリャル!」


とタルトは天高らかに叫ぶ!!!


黒の盗賊たちアッサリと倒すんのだった


(思い出した十代目救世主タルト・ハートフィリア。継承型の超絶レアエクストラクラス メシアのマスター!!。そして…最大の特徴は………あらゆる状況に応じて英霊や武器を変えながら闘える!。人呼んで水晶の救世主タルト!!)


ホーネットはふっと思い出す。宝石ジュエル世代。タルトはクリスタルの称号を持っていることに



「おい!!、いいのか!こちとら人質が居るんだよ!」


そこには巨大本を持った少年がいる


「一歩でも動いてみろそしたら…。何だこれ?おい小僧何だこの黒いモヤは?!おい何だよこれ」


少年の本から黒いモヤはが黒の盗賊に覆い尽くされる



だが


タルトは動く


「クロスライド エンシャントアキレウス!、駆けろ駆けろ!」(間に合え!)


遅かった


黒の盗賊団だった男は魔獣のような姿に変わった。


「グオォォ」


ホーネットは叫ぶ


「なんですのこれは?!」


「行くよー!必殺!デメテル・ペルセポネ!」


タルトの剣による斬撃が決まる



少年と黒の盗賊団は無事そうだ


ギルドヴァルハラでは

受付人は頭痛のせいかわからないがかなり頭が痛そうに見える


「タルト・ハートフィリア。並びにホーネットさんあなた達はFランクからDランク昇格します。そしてタルトさんあまり自分の使用するクラスのことを言ってはいけませんよ!!!!」



「本当にすいまさんでした!!!」


とタルトの土下座は見事だっだ


「待ってください、責任はわたくしもあります!」



ホーネットもタルトと同じく土下座をする


すると


「あの、大丈夫ですか?」


あの少年が姿をあらわす


「良かった、元気になって!えっと?」



ホーネットも同じく


「僕の名前は多分ホルダーです。多分……。」


その時タルトとホーネットは知らなかった運命の歯車は少しずっだが動いていることに

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