第36話 霊気の流れを感じる

 マジで思える、見た目道理の15歳だったら今頃発狂、狼さんだぜ、35年殺し屋として鍛えに鍛えたからこそ、役にたっている気がした。


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36.

「 ご主人様、ヘタレというのです 」枝垂桜と紅桜の最も指摘に心が揺れる。


「 お腹に手を添えていいか 」こくりとうなづき、パンティ少しをずらしてくれた。

ここで、目の玉飛び出そうな顔になったり、涎を垂らしてはならない、思わず目をつむってしまった。

冷静に、冷静に、心の中で繰り返す。


お腹に手を当て、「 霊圧上げて 」手を合わせ瞑想し始める。


手のひらから、猛烈に霊気が伝わってくる。

「 えっ? 」


これって内臓? 体の中?


卵巣の形が頭の中に浮かびあがる、卵管を通り子宮に、そして膣、人体解剖のように、霊気が満たされていく流れにそって、頭の中に映像が、膣の形状、処女膜までわかった、その先、鮮明にあそこの構造や形までが、人体解剖図、いやらしさのかけらもねぇ、「 ン 」

意外と冷静になれた気がする。


もう片方の手を、股の付け根に、子宮から体全体に霊気が散ってはいるが、膣口からも霊気が駄々洩れ状態である事に気づいたからだ。


両手を使った事により、頭の中の像が立体的に、あそこの形やお尻の穴オシッコの出口、膀胱や腸にたまっている状態までわかる。


体の中を通って手に集まるのは少量、ほとんどは膣口から出た霊気が体の外を通り手に集まる。


体の中から霊気が伝わってないというか、物凄い量の霊気を生成しているのに、駄々洩れというのがわかった。


「 もおいいよ 」

「 何かわかった 」

「 俺が消しゴムを破壊した以上の霊気が、アソコから駄々洩れ 」

「 漏れた霊気の一部が手に集まっている、卵巣で生成した霊気は子宮に蓄積、そこから体の中を通って手のひらに集めるようにするのが、まずやるべきこと 」


「 お腹に手を当てて、霊圧上げて 」

「 自分の霊気わかる 」

「 さぁ 」

陽子と俺の手のひらを合わせる、

「 霊気わかるといいけど 」

「 あっ、あったかい、なんかわかる 」

「 もう一回、お腹に、自分の霊気を感じられるのが先かな 」


気づいたら自分の部屋に陽子を連れ込み、ミニスカを裏がえし胸のあたりまでめくりあげさせて、お腹を触るなど、やつてしまっていた。


「 自分でわかるようになったら、次の段階に進むから 」


神主さんが知ったら、殺されるかもしれない。


お袋がお昼どうするか聞いてきたので、お袋も一緒に( ここがポイント 俺達だけだと後ですねるはず)外食することに。


リビングでどの店にするのか、駅で発行している、食べ物関係の雑誌でサーチ


「 猟! いるかぁ 」 


幼馴染、勝手知ったる他人の家、宝物を抱えた、本田と松村がいた。


俺達は体を引っ付けるようにソファーに座り、頬がヒックほどの状態で小雑誌を観ている所だった。


2人は石化したように、「 よぉー 」声を掛けたのに走り去った。


陽子をワゴン車に乗せお袋の運転で、大槻神社まで送り届けて部屋に戻ってきた。


いつものように母親とお風呂に入って、いろんな所を洗ったわけだ、ベッドに寝転がりひといき、今になって、頭の中に思い浮かぶ、人体解剖図、ニヘラァ、陽子のあそこの構造とか形、お尻の穴もデルタの毛の具合まで知ってしまった。


大人の女性とは程遠い、どちらかというと童達に近かった、もしかして俺と同じ、霊気による発達障害。。。なんかメッチャ嬉しくなってきた。

お乳を確認してなかったぁ。。。 血の涙が出ている気がしてきた。


「 えへへへへへ 」 鼻血が出てきたわ。


童が鼻にテッシュを延髄をトントン

「 情けないですねぇ 」

「 妄想して鼻血なんて、最低です 」

「 それに、さわってもいないのに大きくなっています 」

返す言葉がねぇ。


「 女の子がスカートめくりあげているのに、手を出さないなんて 」

「 ヘタレです 」

「 超ヘタレです 」


メッチャ逃げ出したい、女児にやられっぱなしの男ではない。


「 いいかぁ、そういうのは手順があるのだぞ、まずはきちっとお付き合い、手をつないだりして、それから、キ、キスもして、それから、それから。。。。。 まぁどんなに早くても1年以上かかるわけだ。 」


「 1年! 私なら捨てます 」

「 はぁ~っ 」

「 情けない、奥手でヘタレ 」

「 今時、1年かかるとか、手順や時間をかけるとか言い訳する男なんて最低です 」

幽体離脱。。。。


女児に指摘される精神年齢35歳、ベットの上布団を頭からかぶり籠城。

くそぉーーーっ、35年も女性とは縁がなかったんだぁ、どうしようもねぇ。

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