第19話 憑き物祓いのバイト

大槻神社の神主さんからTEL、憑き喪祓いの儀の助っ人依頼だった、日曜日4件、1件10万円、ちょっと異常なバイト料。


ちなみに大槻のバイト料は、憑き喪祓いの儀1件につき、500円、ブウ垂れまくり、俺なんか時給0円で勝手にボディーガードをやっているわけだし、どこの家も身内には厳しいのかもしれない。


1件目から、縛り上げられお札塗れの人、大槻神社の御神体、月の退魔鏡を弾く悪霊、

5人の巫女さんが、笛と太鼓に合わせ神楽を舞う、大槻は鈴を持っている、もう見ているだけで、幸せいっぱい。


縛り上げられた人の体から瘴気がにじみ出て来る。


「 かぁーーーっ! 」神主さんの気合の声、瘴気は飛び散ったのだが消滅していない、なんと巫女さんに黒い瘴気は向かってきた、間に割り込み紅桜で受ける、紅桜は正面に結界を展開ベチャーと悪霊が張り付いた所に、枝垂桜でぶった切る、煙のようなのに、斬ったという手ごたえがしっかりある。


襲われそうになった巫女さん大泣き。

「 えへへへへ 」 なんと抱き着いてもらった、役得、役得、顔が緩むのをなんとか我慢、

んっ、陽子の眼から殺人光線が出ているような。。。。 鳥肌が立ったわ。


陽子がこそっと教えてくれた、みなさんオシメ装着済みなのだとか。


美人巫女さんの赤袴の下にはオシメ、男心が描く夢を壊さんでもらいたい。


 4件依頼終了、今回4件とも刀を使って斬った、実戦の練習にもなるしお金ももらえてウハウハ、さらに、超絶美女が巫女装束で完全武装という得点付き。


好条件過ぎるバイト、幾らでもやる、タダでやってもいい。

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