第7話 高校入学
明倫高校入学式、数か月前から服の準備、前の日から、頭をセット、朝から顔を作る。
などなど、超絶美の熟女が真横に、息子の顔を真っ赤に、ドキドキさせて何がしたいのだろう。
「 腕に両腕を回すなって、お乳をおしつけるなぁ 」
「 まぁ、てれちゃって可愛い 」
「 うぐぅぅ~っ 」
入学式前に呆けさらしたらどないしてくれるというのだろう。
精神的には2度目ではあるが、有意義な高校生活、復讐に囚われず、彼女を作って、楽しもうなんて、期待MAXで入学式に挑んだ。
体育館に入って出るまでの記憶が無い、夢いっぱいの生徒をくだらない話で爆睡させるとは、こいつら何がしたいのだろう。
1年6組の所に名前があった、担任は、三田村 里佳子 先生、大当たりである、5組の樽体系、7組の枯れ枝体系、他のクラスは知らないが、こんな先生なら、高校生活も楽しくなること間違いない。
お袋と比べると、かなりラベルが落ちる、そこがポイントこの程度であれば、緊張しなくても対応できるはずだ。
明日からの授業について説明があり、解散、父兄にも説明があったようで、お袋と合流し外にでる。
「 見事な桜の花だったね 」
「 うん 」
「 可愛い子いた? どうなの 」
「 しらねぇよ 」
ここはムスットして冷静に答えたい所なのだが、顔が猛烈に熱くなる。
決まらねぇ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます