育児放棄された転生幼龍はいずれ神に近き龍と化す【育りゅう】

遥か未来に生きる淵源/根源種達(設定？)

作者から

ふと書きたくなった未来の淵源/根源種達です。

ストーリーではなく、説明みたいな物だと思ってください。

なお深夜テンションで執筆しました。苦情は受け付けません。

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【リア・エルシオン】

　オリジン（始まり）とエンド（終わり）を司る霊神龍。

　全ての始まりも終わりもリアが起点となっている。もしリアが存在しなければこの世界は存在していなかった。また、リアが居なくなると世界は終焉を迎える。

　全てはリアによって始まりを迎える…物の制作も、田畑で育つ植物も、生命の営みも、国の建国も、地殻変動も、空の更に先にある天体の移動も。…宇宙の誕生でさえも。

　全てはリアによって終わりを迎える…物の崩壊も、植物の枯れも、国の崩壊も、大地の消滅も、恒星の消滅も。…宇宙の消滅でさえも。

　ありとあらゆる存在全てに存在する始まりと終わり。それらを司り操るのは世界に原初の存在として創世ナル神によって生み出され、愛された。

　まさに…創世神の愛娘である。

【ゼノ・エルシオン】

　ニュートラル（変革起こりし中間）を司る罪神龍。

　始まりと終わり…その中に存在する中間に存在する変革は世に影響を及ぼす。必ずしも世の中が変わる時は確実に大きな出来事が存在する。

　例えば、喧嘩。互いの仲を引き裂く事もあれば逆に仲を深める事もある。

　例えば、戦闘。死する事もあれば、勝って多大な戦利品を得る事がある。

　例えば、革命。失敗、もしくは成功しても良き方向に向かわぬ事もあれば逆に良き方向へと向くことがある。

　他にも戦争は技術の革命と多大なる犠牲などがある。

　…そう、始まりから終わりまでの経過には必ず変革が存在している。それが吉となるか凶となるか…それらは運命すらも捻じ曲げる【異分子】であり、起点となる変革を司るゼノの手によって決まる。

　始まり、経過を得て、終わる。これら三つを司る者が現れた時、世界の命運はその司る者の手に渡るだろう…

【フィリア・スノウライト】

　ミラクル（奇跡）を司る聖神龍。

　物事が進むごとに、幸運と不運というのは確実に存在している。

　数多ある道筋の内、正解を引き成功に導かれるのはまさに奇跡…神の所業である。

　生物は神に願う…我が身に幸運を。愛する物に幸運を。祈り願い、欲するは奇跡。しかしただの偶然、運が良い、調子が良かったなどなど…奇跡が起これど神のおかげと信じる者は少ない。

　…だが、その身に起きた奇跡には必ず神が関わっている。何せ全ての偶然である奇跡を司るは聖なる神龍。

　その身に起きた奇跡には必ず神の足跡が残されているだろう…なにせ、人々が奇跡を願った神はまさに奇跡を司る聖銀を纏った龍なのだから。

【シア・レイジネス】

　スタグネイト（停滞）を司る眠神龍。

　激動（変革）があれば、平穏（停滞）があるのは自明の理。戦争（変革）があれば、平和（停滞）がある。

　全ての物事に始まりと終わりがある様に、全ての物事に変革と停滞が存在している。嵐が到来する前と後に静けさがある様に、変革と停滞は相反する様に…しかし互いにとって必要である様に存在している。

　平和や平穏、静けさは全て停滞の裏返しである。その停滞を司る眠れる神の龍は変化を恐れ、促す外敵に容赦しない。

　眠れる神に触れる事なかれ…停滞が破られ動き出す時、それは世に起こる様々な変革よりも大きい…世界をも揺るがす激動の前触れなのだから。

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　気分で考えた根源化予定の者達の設定です。

　フィリアさんが奇跡なのはかなり昔から考えてまして、シアが停滞でゼノと相反する感じになったのは割と偶然です。

　まぁ色々と設定っぽいのを並べましたが、根源種の中でも共通認識があるんですよね。

　それは…

　全ては【始まりと終わり（淵源種）】に繋がるのだと。

………なおこの設定は多分今後のSSとは一切関係無い事を記しておきます。(だってシアが根源種になるとか滅茶苦茶な年数が必要ですから)