第13話次なる進化、そして子龍へ
そして悩むこと数十分。
(よし、決めた!進化先は【スモールフォレストドラゴンだ!】)
決め手はやはり今主力の攻撃方法を強化することだろう。
今後戦う時に罪の能力は通じても爪や牙やブレスは通じずに命を奪えるほどの力がないととても戦えるとは思えない。
それに罪の力はもしもの場合の選択だ。早めに別の戦える力を持つべきだと思う。
(まずは確実に相手の体力を削れる力が必要だと思う。魔法は魔力って言うリソースも必要だからいつでも使える物理攻撃が得意なフォレストドラゴンの進化を先に踏んでおきたい)
魔法も魅力的ではあるがこれは現実。痛みどころか命のやり取りが無数に起こる世界だ。ロマンよりも確実性を取る生き方をしたい。
…罪の力に走ってしまったのは許してほしい。特殊進化なのとあの時だけ限定っぽさ、あとカッコいいと思ってしまったのだ。
とりあえずスモールフォレストドラゴンに進化は決定した。さっそく進化しようと思う。
(よし、進化!進化先は【スモールフォレストドラゴン】!)
こうして幼龍時代を終え、子龍への道を踏み出すのであった。
(ん…進化終わったか)
今回の進化は結構時間がかかった気がする。
体感的には十数分。もしも巣で進化していなかったら非常に大きい隙だったと思う。
(骨格すら変わる進化だったからかな?前までの進化とはかかる時間が全然違う)
時間の掛かる進化もあると初めて知った所で進化結果を確認していく。
(随分と大きくなったな…今まで幼龍だったのに急にスモールに飛んだからだろうか?)
背の高さは大体ゴブリンくらい。人基準で言えば子供くらいの高さはある。
だが全長で言えば人間の大人と同じくらいはある気がする。
やろうと思えば人を乗せれそうなくらいな感じがある。
(体色は深緑で翼脚の翼膜は薄緑だな…森の中での保護色なのだろうか?)
ゴブリンも濃い緑だがゴブリンとの緑とはかなり違う。ゴブリンの色は言わば濃い青汁みたいな感じ。なんか濁っている感じがする。
対して俺の緑は濃い緑色の水溶液みたいな感じである。
鱗と皮膚の違いなのだろうか?これ。それともゴブリンがひたすらに汚れていたのかもしれない。
ちなみに翼は通常時はたたんでいるらしい。広げ方は何となくわかるから滑空は出来るだろう。飛べる気はしない
(他は…爪は黒くて、尻尾に鳥の羽みたいなのがついててその色合いは怠惰の霧と同じだな)
大方爪に嫉妬、尻尾の羽に怠惰の特徴が出ているのだろう。こういうことがあるから鑑定結果で【スモールフォレストドラゴン()】と「特殊進化先…?」という表示がされていたのだろう。もう普通の龍種族には戻れないというのが強く伝わってくる。
(まぁ、俺は威厳あふれる最強の龍を目指しているんだ。元より普通の進化過程を進むつもりはない)
俺の目標はあの生まれて初めて目にしたドラゴンである白龍に並ぶか超える事である。
正直普通の進化過程であの強者の雰囲気と神聖さは身に着けられるとは思えないし、なれないだろう…ならば特殊な進化をして白龍に追いつく進化をするしかないだろう。
大罪の力はその過程に過ぎない、多分きっとそう。ダークサイド側に踏み入れてそうなのは気にしない。
まぁそれは置いといて次はステータスだ。どう変わっているんだろうか?一応邪龍ルートは逸らしたはずだが。
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種族:スモールフォレストドラゴン()
名前:未設定
lv:67/80
体力:248/251
魔力:270/273
攻撃力:301
防御力:273
魔法抵抗力:573
スキル
鑑定 言語翻訳 取得経験値量増加 ブレスlv17(氷・毒) 爪牙体術lv31 鱗強化/再生lv15 葉鱗射撃lv5 滑空lv5 大罪ノ権能Ⅱ lv20
耐性
氷耐性lv10 物理耐性lv21 魔法耐性lv13 精神耐性lv10 毒耐性lv10
称号
異世界の魂 突然変異 大罪の掌握者Ⅱ 長命種
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(ベビーやレッサーを飛ばしたからか?上がり幅が凄い…大罪の力を手に入れたときみたいだな)
(にしても進化してた時から感覚で何となく分かっていたがブレスや爪牙技の罪変質は無くなってるみたいだな…大罪ノ権能で付与強化は出来るが)
そう、罪変質が無くなっているのである。幼龍だから掌握しても力を上手く使えなかったのか、それとも種族特性だったからかは分からないが進化することによって付与が外れて権能に統合されたのだ。
(これは小回りが利くようになったと思えば良いんだろうな。とりあえず変わった所を鑑定しながっら見ていこうかな)
まずはブレスの表記が変わっているので鑑定してみる。
【ブレス(氷・毒)】
属性の付与された吐息を出すスキル。
()内の属性を付与&混合可能。
氷:氷属性の息吹。 毒:植物に成長を促し、動物には徐々に体力を削る毒の息吹。
どうやらブレスに毒が追加されて表記が変わった様だ。
耐性の毒耐性も毒を扱うようになったから手に入れたのだろう。さすがはフォレスト、植物と生きるための毒である。
(次は爪牙体術…爪牙技の派生っぽいが何故派生したんだろう?)
【爪牙体術】
爪や牙、身体を使った攻撃に関するスキル。
龍技の一つ。
名前から分かる通り体術と爪牙技が統合されたらしい。
にしても龍技とはなんだろうか?ステータスを調べ終わった後に鑑定にかけたいところだ。
ということで次は鱗強化/再生だが…まぁこれも再生が追加されただけだろう。
【鱗強化/再生】
鱗の強化、または再生をするスキル。
再生と同時に強化することで強化鱗となる。
龍技の一つ。
予想通りだ、だが一つだけ予想外なのが強化鱗だ。
どうやら強化鱗は永続強化がされた鱗らしく、ただの鱗よりも硬いらしい。鱗強化の付与は出来ないらしいが。
そしてここでも龍技…気になるが我慢だ。
ということで次の遠距離攻撃っぽい葉鱗射撃を見てみる。
【葉鱗射撃】
葉の様に軽い鱗を勢いよく射撃するスキル。
軽い鱗しか飛ばせないため攻撃性能は低め。
lv20で鱗射撃となる。
割と欲しかった遠距離攻撃だ。
威力は低いが牽制にも使えると思ったら優秀なスキルだと思う。それに俺が保有する初の遠距離スキルでもあるから期待は高いだろう。
鱗再生と並行運用すればタレットにもなれそうな気がする。
次は滑空だが…鑑定結果を見ても滑空が出来るとしか言えない。ただ、どうやらlv30にする事で飛行となるらしい。
最後に称号の【長命種】だ。これはなんで手に入れたかが分からないのだ。
【長命種】
二度進化しても同じ身体成長度で過ごした者が遂に次の成長度に行くことにより送られる称号。
この称号を持つ者は寿命が長いと言い伝えられている。
(確かに幼龍時代を三回過ごしたけども…普通ではないかなと思ったけど称号を貰えるほどなのね…)
確かに次の進化先で【幼龍】が出ないほどだったが称号レベルだとは思わなかったのである。
(まぁ、俺が選んだ道だし特になんとも思わんが…)
そう思いながら出てきたワードである【龍技】を鑑定にかけるのであった。
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