第6話 ワタシ宇宙を感じる。
ワタシの緊張が少し緩んだのを感じたのか、八咫烏様はそっと嘴をワタシに向けて顔を地面に置いて、伏せの状態へ。
またまた、でじゃびゅ…。
お陰さまで、八咫烏様の瞳を至近距離から覗くことに。
其処には宇宙が拡がっていました。
漆黒の瞳に沢山の様々な大小の光が集約されていて、さらに奥には別の銀河系。
昔テレビで観たことのある宇宙の映像。
何か懐かしいな~そう言えば、八咫烏様って神様の使いとか、導きのお役目が有るとか。
邪悪とか言ってごめんなさい。
宇宙をあっちこっち飛び回っていらっしゃる?うん、お忙しい方なんですよね。
それが何故此のような場所へ?あぁ~それで、あのような猛スピードだったと。驚かせる気はなかったと。
宇宙色の瞳、綺麗ですね~ワタシもお花の次は宇宙の旅なんて楽しそうだな~
遠慮なく八咫烏様の宇宙を覗き込んでキョロキョロと見回していると、パチンっと弾かれました。
実際は八咫烏様が瞬きをしただけだったのですが。
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