第3話 冬の星座 冬の大三角
シリウス、プロキオン、そしてオリオン座のベテルギウスを以て冬の大三角の出来上がりである。
これが冬の星座を探すのに大変便利な目印である。
で、この大三角のプロキオンを分けるように冬の天の川がかかっている。
これ、見たところ狩に出たオリオンと大犬は川を渡れたけど、仔犬は川を渡れないという感じに見えるのが物語性が有って楽しい。
ところでプロキオンの意味って何だっけ?先駆ける犬かぁ。
と、軽くプロキオンを弄ってみる。
さて今回紹介するベテルギウスだけど、オリオン座αにして変光星。明るい時はリゲルよりも明るくなるそうだ。
ベテルギウスは地球から549光年離れた星で、どちらかというと赤色超巨星に分類される。
シリウスやプロキオンと違い、近いから目立つ星という訳ではない、自力で目立つ恒星だ。
このオリオン座、海神ポセイドンの息子だそうだが、力自慢の度が過ぎて神々の怒りを買い、蠍にチクリとされて亡くなったというお話がある。
その為オリオン座はさそり座が出る前に地平線の向こうに消えるという話もある。
逸話としては面白いよね。
なかなか季節を跨いだ逸話が有る星座も珍しい。
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