第4話 彼はこの場所で..

暑い


私たちは坂道をのぼって インスナばえの店にむかう


隣には 霧島 夜<きりしまよる>くん。

きょうもかっこいい


なつやすみ前、わたしは勇気をだして

彼をさそった


『 ついたね 』

「ついた。」

おしゃれなカフェ 写真とりたい。でもあつすぎ


私はかれのよゆうな顔をよこ目に、みせに入った


クーラーさいこう。

< 全豆 ここで挽いてます >


いい感じの看板がめに入った。 そりゃいいにおいだわ。


『どれにする?』

「にんきのにするわ 」


インフルエンサーの彼は

映えるのをえらぶ


きんちょうするわあ、、


私からしゃべるかあ、うーん


『 あのうー...

こないだ手えふれて、死ぬとかってー..

ごめんっておもって 』


その話がっこうでできるね?ってぎもんは置いといた

インスカ映えするこの店を昔から行きたかったんだ

創業50年。老舗、かれもきになるかと


彼は私のごめんに気にしてない、そんなやさしいかおで窓のそとをみる

普段のクールな彼には見られない表情だ


「なんか.. ごめんな 」

彼の方があやまった。


『 なんで?? 』


かれの顔をもう一度ながめると、彼はうっすらとなみだを浮かべていた。


「昔 来たんだここに

親友と。。


ひきたての豆のいいにおいが、店の中をただよいはじめた。

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