第8話 拙者、四元魔将と対決①

 オッス、拙者『オモシロスライム』の【オカ=メギル】でゴザル! いらない事ごちゃごちゃ考えていると訳が分からない話になるでゴザル! 要点さえ押さえればイイでゴザル! 要点が分からなければノリと勢いでイイでゴザル(`・ω・´)


--あらすじ--

 ツインテのメイドさんに出会ったでゴザル! それ以外のことは思い出したくないでゴザル(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)



「魔王さまのペットとは言え、スライムのくせに生意気な! 北方を預かる地のアマイモンが身の程を分からせてやるわ!」


 四人の中で一際イカついでゴザル! 四元魔将は【方角+属性】ということが分かったでゴザル!


「スライムの挑発に乗るなんてバカね。四元魔将最弱が誰か平和的に決めるために来たんでしょ? ま、この西方を預かる水のアリトンが四元魔将最強ということを理解できない節穴だからスライムにバカにされるのよ」


 すごい格好の女性魔族でゴザル! 女性の方が肉体強度が男より低いのに、あんな格好をする合理的な説明が欲しいでゴザル!


「ぷっぷーw 自分で強いなんて言うヤツは大したことないって習わなかったのかなぁ? このボク、南方を預かる火のパイモンより強い魔族は魔王さま、冥王さま、覇王さま以外知らないけどね〜」


 チビなガキでゴザル! 【小さいけど強い】というヤツのようでゴザル!


 自己紹介ありがとうでゴザル! 話の都合上、ワザとらしくてもやらないとダメでゴザル! なんか、覇王とかいう怖そうなのがまた話に出て来たでゴザルが、気にしないでゴザル! 前回話に出て来た冥王も出てこないから、きっと覇王とかいうのも出てこないでゴザル*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*



「あっれー? そこにいるのは東方を預かる風のオリエンスさんでゴザルか〜? 貴公のへっぽこ技が拙者に一瞬で回復されたのを根に持ってお仲間を連れてきたでゴザルかあ〜?」


 拙者、所在なさげにしているオリエンスさんに声をかけてやったでゴザル! モブ魔族の攻撃でさえ、回復には少々時間がかかるというのに、オリエンスさんは一瞬! オリエンスさんは一瞬! 大事なことなので、二回言ったでゴザル( ˊ̱˂˃ˋ̱ )


「このスライムがぁぁぁ!」


「ぷっ( ˊ̱˂˃ˋ̱ ) 拙者、間違えたこと言ったでゴザルかぁぁぁ? オリエンスさんの鋭すぎる攻撃は一瞬で回復できたのは事実でゴザルよぉぉぉ?」


 拙者、ボコボコにやられるのは決定でゴザル! ならば、オリエンスさんだけは徹底的にイジり倒すでゴザル\\\\٩( 'ω' )و ////


「待て、オリエンス。お前は一度攻撃しているのだから、お前は最後だ」


 一番最初にやられる予定のオリエンスさんが最後だ……と? まさか、オリエンスさんの生存ルートが生えたでゴザルか?


「そうねぇ。まあ、一人ずつあのスライムに攻撃して回復までの時間を測って、四元魔将最弱を決めるんでしょ?」


 ちょっとした動きがツイフェミとかポリコレに喧嘩を売っていている気がする絵面でゴザルが、スライムだから感情が動かないでゴザル! 前世でお会いしたかったでゴザル!


 なんて思っていたら、チギガキのパイモンが動いたでゴザル!


「だから、やることは一緒だよね〜。まずはボクからいくよ! 火虐槍!」


「ギャァぁぁぁでゴザルルルゥゥゥゥゥ!!」


 無数の炎の槍が拙者を貫いたでゴザル! 痛いでゴザル! 熱いでゴザル! 言いたい放題やりたい放題でムカついてきたでゴザル! 今日、何回、拙者がど突かれたか考えてたら、腹が立ってきたでゴザル!


「気合いでゴザルルルゥゥゥゥゥ!」


 拙者、三秒で回復!


「ボクの攻撃が三秒……? 蒸発してこの世から消え去る予定だったのに……!」


「バカでゴザルかぁぁぁ? 魔王さまの凶悪無比な災厄を呼ぶものレーヴァテインの一撃を受けても生きている拙者が四元魔将如きの攻撃で○ぬと思ったでゴザルかぁぁぁ? そのように思うこと自体、魔王さまに対する不遜と弁えるでゴザルよォォォ(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎」


 思い上がったガキを罵倒するのは実に楽しいでゴザル!

 あ……、オリエンスさんだけイジり倒そうと思っていたでゴザルが、ま、いっかでゴザル☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

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