第3話私の可愛い子猫達

なんて私の子猫達は可愛いのでしょう。みんな黒猫です。


「母さん、黒猫って人気有るのかな」


「こんなに可愛いのよ、すぐに里親さんが見つかるわよ」


人間達は何やら相談をしています。私は気にしていません。だってこんなに可愛い子猫達は自慢できる子供です。


「母さん、子猫の目が開いたよ」


子猫達は目が見えるようになりました。母猫である私を必死に探します。私は日課の散歩を終えると子育てを頑張りましす。


「母さん、ネットで里親探してみるよ」


「そうね、それが良いわ」


人間達は何やら相談をしています。眠りについた子猫達からそっと離れてストーブで暖を取ります。


「オマエ、ここで子育て出来て本当に良かったな」


「ホッとしていますよ」


先に居る老猫とおしゃべりをしました。本当に私は幸運な猫です。こうして安心して子育てできるのですから。

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