キャッチコピーは「○○が××する話」くらいでも良い

 とつぜんですが、「まんを読むハッシュタグ」が流れてくるとながめるのが好きでした。最近色々あって見ない感じもしますが。(気のせいでした)

 そこ書かれているしようかいぶんには「○○が××する話」みたいな形式が多くて、案外それが分かりやすいと思ったのです。


【自分のスタンス】

①あらすじは試食コーナー

②キャッチコピーはパッケージ

③タグ(ハッシュタグ)は成分表示

+自作品についても後でれます


①あらすじは試食コーナー

 Webれんさいにおけるあらすじは、自分の中では「作品に期待を持たせるための『起承転』くらいまでのしようかいぶん」だと考えて書いているところがあります。

 一方で、最近書いている作品は結末がハッピーエンドか、それともバッドエンド、メリーバッドエンド(注1)かというのを示しておいた方が良い場合もあります。ここはタグにふくめても良いですね。

 そして、これにはとう稿こうサイト用やSNS用など、様々な長さのものがあると良いです。

※注1(自己かいしやくとして):悲劇的な終わりでありながら、本人たちは幸せな気持ちでその結末をむかえること。または、その主観と客観が逆である場合もふくむそうです。


②キャッチコピーはパッケージ

 これこそ「○○が××する話」で書いてしまっても良いものですし、異世界転生・転移ジャンルなどで見られる形式ともいえます。キャッチコピーのテンプレです。何だかんだ一番分かりやすいですし。

 変わり種で言いますと、まとめ動画など動画サイトのタイトル風というのも使えそうにも思えます。きらいは分かれそうですが。


③タグ(ハッシュタグ)は成分表示

 先に述べたハッピーエンド、バッドエンド、メリーバッドエンド(先述の注1)の他にも、コメディ、ラブコメ、シリアスなどなど……。ジャンルに加えた補足として「作品の方向性」「キャラクターの属性・個性」「補足要素」を示すのが「タグ」です。

 この切り分けがまた難しいのですよね。それがしやすいのは、自作品だとキャラクターのエピソード主体であるとき(きつてんフォレスタなど)でしょうか。


【自作品のキャッチコピー】

カクヨム未掲載のものもふくみます。


①「○○が××する話」に近い形

シンプルで分かりやすい形。


かんばんむすめ(♂)はこいをする』

男のむすめと男装女子の、はつこいのやり直し


②七五調、いつ(7775)、短歌(57577)

七五調やそのるいする形式のしいをベースとしたフレーズは、リズムがあって読みやすく感じます。分かりやすさのために区切りを入れています。(『看板娘は恋をする』も「(♂)」を読まず七五調としています)


『神客万来!~月夜のデートは異世界で~』(7775)

月光の差す/異世界デート、/神様たちへの/ようき(注2)

※注2:得意先(きやく)に出向き、注文を取って回ること(サザエさんでいう「三河屋」の三平)

良く考えてみたら意図とちがうので、この形式のまま練り直したい気もします。


『うたへうたえ』(575 77)

言の葉を/重ね合っては/書き留めた いつしかうたは/こいぶみになる

キャッチコピーが短歌。本来は「詩」を「うた」と読みますが、ここではラブソングの「歌詞」ですので、こうなりました。


巫女みこさんえにしさま』(75 75)

色んな向きの/こいを知り、/そして自分の/こいを知る


③それ以外のもの

『ダチュラの復活』

天使のかんなキスで、少年は暗殺者へとちていく

①に近いですが、関係性重視のために少し形式が異なります。


きつてんフォレスタ』

男のむすめ、オレっ子……くせの強い一家が営むきつてんの、やさしい日常の話

要素が多いので昔は列挙していましたが、キャラクター数がキャッチコピーから多いと敬遠されそうなのでひかえています。


【ゆるくまとめ】

 ちゆうで「変えた方が良いな」と思ったように、時々もっと分かりやすいように、とブラッシュアップをしています。かんきようが変われば、伝え方も変わりますしね。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る