応援コメント

第7話」への応援コメント

  •  じわりじわりと背後を追いかける緊迫感が、湊や沙羅、そして新奈の言動や表情からより伝わってくる第三章でした。三島さんの視線の冷たさが深みを増していく描写に、私も胸に迫る警報を感じながら読ませていただきました……! 三島さんが冷ややかに発言した内容は恐怖そのものですが、同時に三島さんの背景も更に気になってしまいました。

     重要な関係性が発覚するどきどきの場面や新奈と三島さんの駆け引きでは、ドラマや映画を見ているようで。綴られる文章から伝わってくる焦燥や、その中でも冷静さを努めようとする心情が伝わってきて、より物語に溶け込む気持で頁を捲らせていただきました……! 沙羅の安否、そして新奈と湊の安全も心配です。どんな真相が待ち受けているのか、どきどきしながら物語を追わせていただきたいと思います。素敵なSF作品を創作してくださりありがとうございます。

    作者からの返信

    円菜さん、こんにちは!

    第三章では正に円菜さんがおっしゃって下さったように差し迫った緊迫感のようなものを物語一帯に漂わせたかっのでそのように感じ取って頂けて凄く嬉しいです…!

    新奈と施設の館長である三島とのやり取りは、第三章ではかなり力を込めたシーンなので、そのように言って頂けて胸がいっぱいになりました。

    それまで自分達の家だと思っていた施設が、家族同然だと思っていた施設の職員が、真実に近づくにつれて全く別の存在へと成り代わっていくその中で、新奈と沙羅、そして湊がどのような選択をし行動をしていくのか楽しんで頂けたら嬉しく思います。

    沙羅を助け出すことを決意した二人ですが、いよいよ第四章、第五章、第六章とこれまで雪のように降り積もった謎が全て明らかになっていきます。こちらこそです…!物語を読んで頂けただけでも嬉しいのにコメントまで下さりほんとにありがとうございます…!

    編集済
  • うわー大変なことになりましたね……。
    湊の作戦がうまくいくのか、ドキドキハラハラしながら楽しませていただきました。
    女の子だけ、という不満は、積み重なってくるものですよね(;'∀') 不平等や理不尽さに気付いてしまえば、どんどんと。
    作戦はうまく進んで、新奈の両親の住所も分かって、まさかの湊がお兄ちゃん。確かに、二人が似ている、という描写が序盤にあった気がします。なるほど、雪の日に記憶を失くさない、という共通点も兄妹ならではなのかもしれませんね。
    三島さんの声が職員室でかかった時にはドキッとしました。新奈の感じている恐怖に共感しましたし、どうにか湊を逃がそうと言葉を紡ぐ新奈を応援しておりました。ちょうど言いたかったことでもあったし、うまく騙せたかな? いやでも三島さん見抜いてそうでもあるなぁと思っていたら……不意打ちでのお仕置きだなんて。ああっと思っている間に沙羅が連れていかれてしまって、ショックです( ;∀;) まだ湊の行動がバレていないことが救いですね。
    沙羅を早く助け出してあげて欲しいです……!
    なんだかアルファというのは特別な抗体を持っているようですし、謎のベールが少しずつ剥がれていきますね。先がとっても気になります!

    作者からの返信

    保紫さん、こんばんは…!

    ドキドキして頂いて嬉しいです…!第三章から物語のギアのようなものを入れ、第四賞、第五章と加速度的に表現してみたかったのでそのように言って頂けて身に沁みる程に嬉しかったです。

    新奈が女の子だけしなければならないという事実に怒りを隠せなくなったのは、当たり前が当たり前じゃなくなったからなんですよね。朝ご飯を作るのが当たり前、夜ご飯を作ることが当たり前、それから名前の端にギリシャ文字がついていることも、血液検査も当たり前、それら全てが音もなく崩れ落ちていった時、新奈の感情が爆発してしまいました。

    三章のラストで沙羅が連れ去られてしまい、二人を助けだすことを決断した新奈と湊がどんな選択をし、行動していくのか見守って頂けたら嬉しいです。保紫さん、いつも温かいお言葉を下さりほんとにありがとうございます☺️✨

  • 緊迫感が増してきて、読み応えがあります。沙羅が無事でありますように!

    作者からの返信

    わああ嬉しいです…!
    この先、第四章から最終章にかけてはこれまでの全ての謎が明らかになりつつ、物語は加速度的に進んでいくので、お時間にゆとりがあり気が向かれました時などにでもまたいつか読んで頂けたら嬉しく思います…!