第2話 図書館に行こう
「うわぁ…」
図書館に来てこんな一声が出るとは思わなかった。昔来たときより建物の規模がでかくなっていて本を探すのにも一苦労しそうだ
(とりあえず適当に歩こう…そして気になる本があったら適当に読んで帰ろう…)
そう思いながら本を探した
~10分後~
興味を引かれる本が中々見つからない…
見つけたのは趣味のティータイムに使うお菓子作りの本と、美味しそうだなと思ったご飯の本…
(もう今日は帰ろうかな)
そう思っていたその時
ドンッ!!
「キャッ」
本棚にぶつかってしまった…
(私、図書館向いてないかも)
と、意味不明なことを思いながら落ちている本を拾った。
「ナンコレ…」
題名も著者も書かれていない赤い表紙の本…分厚さも普通の本ぐらい
こんなヘンなもの久々に見た。気になるからこの本だけ読んでみようかな
そう思いながらすぐそこにあった席に着いた。
(何が書いてあるのかな)
表紙を開けて1ページ目をめくる。するとこう書かれていた
~この本を見ている宮殿の者へ~
(何これ?キャッチコピーかな?)
あまり読書などはしない方なのでよくわからなかった。
「なんか長そうだな…先に料理の本を読もう」
そう思いながら料理の本をペラペラとめくった
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