第21話
「兄貴!!」
「めんどくさ」
「私に話しかけられる瞬間にめんどくさいって言うのなんの」
今は「い」までは言ってないけどな。
「久しぶりに一緒に買い物行こうよ」
「・・・めんど」すぎぃ
「たまには、妹の為に頑張ろうとは思わないの?」
いや最近を抜くと結構頑張ったじゃないか、それが全て消えた言葉だ。
「・・・もういいよ、私行くからね!!」
めんどくさいな。
ーーーーーーー
「兄貴!!なんで追いかけて来ないのよ!!」
ガチめんどくさ!!
俺はヘッドホンを付けて聞こえないふりをする。
「もう、本当に最近の兄貴なんなの、ずっとめんどくさい、めんどくさいって、私の憧れた、優しくて努力家の兄貴はどこに行ったの?」
そうやって言えば俺は戻ると思っているんだな、
俺は扉を開けて、俺はを見つめる妹の肩に手を置き、全力で昔の兄貴スマイルをする。
「兄貴」
「めんどくさ」
そして、俺は扉を閉める。
「ちょっと!!なんなのよ!!オイッ開けろ!!マジで開けろ!」
【再投稿 誤字修正めんどくせぇ】あらゆることがめんどくさなったからもう遅い 激 辛 @eaconnn
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。【再投稿 誤字修正めんどくせぇ】あらゆることがめんどくさなったからもう遅いの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます