2023/4/8 植え付け

 久しぶりのジャガイモ栽培記録である。ネットで調べたら東北は「3月下旬〜4月上旬」とのことで、3月下旬に植えるくらいの勢いで芽出しを始めた。


 2024/3/5日、芽出しを始めた。すでに種イモのひとつに少し芽が出かけている。明るいところに置いたのがまずかったらしい。でもしょうがないので芽出しを進めることにした。

 3/13日。芽出しを始めて1週間ちょっとが経った。すでに出かけてたほうはだいぶ芽が出ている。もう一方はあんまり出ていない。


 そんな感じで3月下旬に植える気満々で芽出しをした。しかしよくよく考えたらここは北東北、おそらくネットで調べた「東北」の基準は仙台であろう。さらにしばらく芽出しをすることにして、4/6の土曜日には霜が降りるようだったので、その2日後の4/8に植え付けをすることにした。


 まずはバケツの中から「土ブロック」を取り出す。植物の繊維でできた土の塊だ。これを付属のビニール袋に入れて、およそ4リットルの水を注ぐとあら不思議、フッカフカの土に……なるはずだったのだが、いやなったのだが、土ブロックの中心部に水がしみる前に周りの土が水を吸ってしまう。

 中心部がガキゴキだったので手で崩していたら付属のビニール袋に思い切り穴を開けてしまったので、とりあえず燃えるゴミの袋に移動する。なんとかだいたいほぐれたので、これまたバケツの中にある「肥料入りの土」をまぜる。

 わたしの住んでいるところの燃えるゴミの袋は白い。混ざっているのかよくわからないが、それでも混ぜているうちに畑の土の匂いがしてきたので、よくまぜてこれで土は完成とした。


 で、次はバケツ(紙製)の底の穴を開ける。上から覗き込む形だとどこに穴があるかよくわからない。底を太陽に向けたら穴が見つかったので、そこを割り箸でボスボスと穴にしていく。これが結構気持ちいい。プチプチ潰し感覚だ。


 それができたらさっきの土を三センチほどバケツの底に入れる。そこでスコップが必要になったのだが、なんせとっ散らかった家なのでちょっと探した。玄関先の庭いじりセット(あまり使われない)の中からスコップを引っ張り出し、バケツに土を入れる。

 そして種イモを置く。シワシワにしてはいけないらしいのだが少しシワが寄っている。ググったら少々のシワであれば問題ないという話が出てきたので、どうなるかわからないがとにかく取説どおりにバケツに種イモを置く。

 そしてそこにさきほどの土をドバァと入れるわけだが、……土、多いな!?

 取説によると土は水分で膨らんでいるので、だんだん乾くにつれてかさが減るのだそうだ。なので安心して残りはよけておくことにした。かさが減ったら増し土するのだ。


 植え付けができた。あとは水をやってレンガの上に置けばOKだ。レンガは子供のころ庭いじりをやってみたくてお小遣いで買ってきて庭に放置されていたものを引っぺがして用意した。さぞ裏側は虫さんが走るぜ状態だろうと思ったがそんなことはなかった。

 置き場所は縁側の外の屋根がかかっているところだ。雨がかかるようなら移動しようと思う。


 なにより今回痛感したのは、家庭菜園というのがなかなかの労働であるということだった。晴れて気持ちよくビカビカと太陽が照っていたので、汗をかいてしまった。この記事を書いていたらクシャミが出て、こりゃまずいなと家の中でセーターを着た。家のなかはこんなに寒いのに、どうして外はあんなに暑いのか。探検隊はその謎を解くためアマゾンの奥地へ向かった……みたいな気持ちだ。


 つぎのレポートは芽が出てからだろうか。えねっちけーの「趣味の園芸やさいの時間」でジャガイモを植えていたときは、芽が土の上に出てきたらちょん切って減らす、みたいなことを言っていた気がする。

 詳しくは取説のQRコードから見られるらしい。がんばります。

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