ジャガイモ栽培記録
金澤流都
2024/2/22 購入
本当は土曜日に行くつもりだったホームセンターに行ってきた。ホームセンターの商品検索で調べてもジャガイモ栽培キットの在庫が確認できなかったのだ。
たぶんホームセンターの検索システムというのは正確な商品名をいれないと出てこないのだと思われる。とにかく焦ってしまった。それがフライングの理由だ。
夕方のホームセンターで、わたしはまっすぐ園芸売り場の種芋コーナーに向かった。そうしたら焦ったのが馬鹿らしいほどたくさんジャガイモ栽培キットが売られていた。
商品名は「バケ土」というらしい。種芋は別売りで、栽培キットのコーナーに「ぽろしり」という品種の種芋が並んでいる。6個入りと2個入りがある。切ったり灰をまぶしたりしなくても植えられると書いてあった。
この「ぽろしり」という品種は、カルビーのジャガイモのお菓子に使われている品種らしい。揚げるとおいしいそうだ。
容器の説明書きを見ると、じゃがりこパッケージ風のバケ土ひとつで種芋2個ぶんの芋が育てられるようなので、とりあえずじゃがりこパッケージのバケ土と種芋2個入りを買ってきた。合計しておよそ1600円ナリという感じである。
最初に商品名を調べようとアマゾンを検索したらセットで1800円だったのでホームセンターは侮れない。「お金だいすき守銭奴金澤」もニンマリである。
ざっと計算してみると、ジャガイモがおよそ24個、つまり種芋1個あたり12個以上穫れると元を取れることになる。まあそこまでたくさんは穫れないだろう。家庭菜園の喜びは本職の農家みたいに大量に収穫することでなく、自分で育てたものを食べられる、ということだ。
まだきちんと説明書きをぜんぶ読んだわけではないが、種芋は芽を出させる必要があるらしい。ジャガイモの芽といえば毒だ。猫氏の手の届かないところに置かなくてはならないだろう。
栽培適期についても調べる必要がある。もしかしたら種芋のパッケージに書いてあるかもしれない。寒さで枯らしたら可哀想だ。
うまく行けば、秋には地上部分が枯れて、ジャガイモを収穫できるらしい。とりあえず調べることや下準備がたくさんあるのでそれからやっつけねばならない。
食べられる植物を自分で育てるのは小学生のころのミニトマト以来だ。端的に言って家庭菜園は初めてである。とりあえず説明文をよく読んで、失敗しないように頑張ってみようと思う。
なにか動きがあったらこの「ジャガイモ観察日記」に書いていくつもりだ。もしかしたら近況ノートにジャガイモの生育の画像を貼るかもしれないし貼らないかもしれない。
おいしいジャガイモを目指す大冒険はワクワクドキドキである。ヨーロッパ人もこういう気持ちで南米を侵略したのだろうか。いや侵略者の気持ちになっちゃいけないのではないか。
がんばるぞ〜!
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