第2話
と、決めたはいいものの小説って何から作るんだ?
とりあえずスマホで調べてみることにした。
「なるほど まずアイデアを集めるのか、例では
友達との出来事
出先で起こったハプニング
家族との交流
って全部俺と無縁じゃん
次だ次!えーと『ジャンルを決める』か、ラノベでいいかな?
初心者には短編小説がおすすめなのか、まあ確かに
テーマを決める
キャラ・世界観の設定
物語の中で起きる事を決めるさらにそれを詳しく設定、
物語の構成を決める」
え、小説書き始めるのにこんなにしないといけないのかよ
一瞬ひるんだがやるって決めたんだとりあえず1つだけでもいい物語を完成させよう。
なんとなく道筋は立てた。
この小説は俺を主人公にする。
昔から根暗でいじめられていた男子
耐えられなくなり飛び降りするも失敗
入院中に夢を見つける
退院し家に帰る途中不慮の事故にあい死亡
異世界に転生
現実世界では霊として存在
1人の少女に心奪われ専属の騎士に
最後は少女を守り死んでしまう
現実世界の霊も成仏し
ハッピーエンド
この物語では俺が実際にできなかったこと、やりたかったことを書く。
この世界だったら俺はなりたい自分になれる
挑戦したいことに挑戦できる
小説は自由だ
理想を描ける
けど最初は練習でもしとこうかな。
いきなりはハードルが高すぎる。
「まずはネタ探しか。」
とりあえずアイデアノートとやらを作ろう。
ここには日常で起こった出来事から自分の頭の中で考えていることまでなんでもかいていいらしい。
何かトラブルに巻き込まれたらもちろんノートに記録する
このノートが日記と異なる部分はどんなに小さな出来事・頭の中に思い浮かべているものすべて記録するということ。
例えば散歩をしていたら見たことのない雑草が生えていたなど。プロはこれだけで小さな物語が作れる。
まあ、最初は書きやすい異世界ファンタジーにしよう。
なんとか超短編の序盤はかけた。
4時間たってる、腹減った。
意外と頭使うんだな、小説書くのって。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます