第二節 メディアアートって何?  -Dawn of phiros' Media4127-

第二節 - 第一典章 Introductive Meditation

 どうも。情報メディアには明るくない男、またはSNS社会の池沼、またを情弱ことこの世のすべての不名誉を背負った女 Σ T.Y.P.E,です。性別はお任せします。同じ種類のパロディネタをまた思いついた時にどうしようかとヒヤヒヤしていますが、今日は表面上なんか似てるなと思ってモノを考えていこうかと思います。

 

 いきなりですが、皆さんメディアアートってどんなものか想像できるでしょうか。想像できる時点で大したものです。私の場合はその作品を見てすらちんぷんかんぷんで……。でも、それじゃあこの節のタイトルの通りに考えられません。

 そんなモヤモヤを解消するいい機会なので、いろいろメディアアートについての情報を集めてみました。ネット上にいろいろ紹介や解説が散逸しているので、それを参考にすることにしています。

 有名なモノはチームラボの作品たちだそうです。あと某落合Y氏は名前も知っている人も多いのではないでしょうか。


 中には鑑賞したアート作品もあるのですが、なかなか好みのジャンルでしたね。音楽と映像と光が融合して、でもまた新しい芸術の息吹を感じられます。細かく語ることのできない稚拙さが忍びない……。


 こういう行為はいいのかよくわからないのですが、一例を載せておきます。


            https://youtu.be/gpE20khn8R0


 あ、ハイパーテキストリンクないんだ。じゃあコピペでお願いします。

 

 いいものだと感嘆していますが、それでも拭い去ることのできない疑念がありましてん。作品をいくらか見て一つ思ったのは、

 「この人たちがまとめてメディアアートのアーティストらしいけど、デジタルアートや普通のアートと何が違うんだろ(果てには科学実証と同じだろと思った)」

 ということです。私があまり鑑賞してないから違いを見出せてないだけかもしれませんが、邪推も穿ち読みもなく導き出した意見がこれでした。

 実は、先ほどから何回もデジタルアートとメディアアートを打ち間違えています。双方の区別がついていないことの表れです。割と深刻です。


 ただし、今までの芸術品とはまた違った、新しいものを与えてくれるという感覚があることは確信できます。間違いなく芸術品です。


 詳しくなるために、言葉の定義から調べることにしてみると、



 メディアアート:新しいテクノロジーを利用して作成される芸術表現の総称。伝統     

         的な絵画や彫刻などの媒体に対して、新しい媒体を用いた

         「ニューメディアアート」と位置づけられる。



 とのことだそうです。Microsoft製のチャットボットCopilotに尋ねた結果こう出力されたので、ネット上で虚偽情報が溢れていない限りは確率的に信用に足ります。

 メディアアートの定義はあらかた上記の通りです。ただ、現在あるメディアアートと呼ばれるやつ(いわゆるニューメディアアート)の潮流が始まったのは1980年代だそうですから、新しいといえるのか…。


 いや人生感覚では40年は長くて、文化形成の側面からみると、まだまだ新しいのかもしれない…。そう考えると、技術の進歩が改められて目覚ましく感じます。


 Copilot君は具体例も提示してくれました。コピペを載っけます。


 「具体的には、ビデオやコンピュータ技術をはじめとする新技術に触発されて生まれる美術作品を指す。このジャンルには、インタラクティブアート(以下It.A)、インターネットアート(以下In.A)、インスタレーションアート(以下Is.A)、VR(仮想現実)アート(以下VR.A)などの表現手法を含む。」


 なるほど。確かに言われてみればそうだという手ごたえを感じます。私が見ていた映像(ただし映画ではない)も確かにメディアアートだと。一応かみ砕いた解説を入れておきます。触発された方は是非鑑賞してみてください。


 It.A:インタラクティブの名が表す通り相互作用するアート。現実空間の我々が

    仮想電子空間の作品に物理的作用することで作品自体が変質する。

    代表例はチームラボ作品。センサー技術を活用している。

 

 In.A:インターネット上に展開されたアート作品。高度にデザインされたWebブラ      

    ウザなどが良い例。他にも電子メールを活用した作品があるそうだが、残念

    なことに私は明るくない。


 Is.A:展示空間全体を作品とするアート。その場をゲーミング発光させたり、謎の

    映像や音をたれ流したりをして会場を変容させている(あくまで一例)。

    それらの要素たちは場を装飾するものであり、要素を固まりとして作品に

    するというオムニバス的側面がある。某落合Y氏の「ヌル庵」が記憶に新しい.

    プロジェクションマッピングも好例。


 VR.A:仮想現実体験技術を活用した作品。仮想な分、自由度も高い。没入した際  

    の感覚体験はすさまじく、威力も高い。急に人がピクセル状に爆散したり  

    する。VRゴーグル着用がネック。


 このほか、写真機やビデオテープによるアート作品なんかもメディアアートに数えられました。ただ、この二つたちはなんだか古臭いですよね。だから上にある「ニューメディアアート」という言葉があるわけです。

 メディアアートというカテゴリは、常に更新され続けているんですね。

 おおむねそんな感じです。この四つだけでなく(というより最新技術式ニューの例が上の四つ)、3Dプリント、CADを用いたメガストラクチャ&タウンシティや、VJなんていう職業の方々が作る映像たちもメディアアートと呼べそうです。


 しかし、ここで私はとある質問をぶつけてみようと思います。


 

          ここに一つのCADで生成した壺があります。

  これはデジタルアートでしょうか?  それともメディアアートでしょうか?

 

                 もう一つ。


       ここにケイゴイノウエ様の書かれたNFTアートがあります。

  これはデジタルアートでしょうか?  それともメディアアートでしょうか?


      何が言いたいのか。私はこの質問で何を問いかけたいのか?



      私からすれば現行の一部を除く定義上のメディアアートは

        デジタルアートとの区別が曖昧だということです。



 これ以上は長くなりそうなので今回はここまでになります。

 

 次回、第二節二典章開幕。エッセイ初心者は未知の領域へと加速してゆく――。



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 初心者へのバシバシな指導も、自分、お待ちしております。

                                  <了>

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