12 時すでに遅し

今日は土曜日

(学校休みだし服でも買いに行こうかな)


そう思った俺は家を出る準備をはじめた。


(髪の毛どうしようかな……前に買い物行った時に髪下ろしていたら変な目で見られたしなあ。まあ人も沢山いるから結んでいくか)


そう決めた俺はヘアゴムで髪をくくり家を出た。



(やっぱり下ろしてきた方がよかったのかな……)


俺はすごく後悔をしていた。


道を歩いているとたくさんの人からの視線を感じる。


(はあ……)

心の中でため息をついていると


「お兄さん~いま一人?暇なら遊ばない?」


女性二人が声をかけてきた


(逆ナンかあ……)


「いえ今は用事あるので……すみません」


「え〜なら連絡先交換しよ?」


(はあ……)


「すみません急いでいるので」


そう言い残して俺は足早にデパートに向かった。




デパートに着いてからはすんなりと買い物ができた。


(いや~久しぶりの買い物楽しいなあ)


久しぶりの買い物でテンションが上がっていた俺は見知った二人を見つけた。


(お、蓮と夏希さんだ)


「おーいれーん」


俺は特に何も考えずに声をかけた。自分がいま髪を結んでいることも忘れて-


「えっと……誰ですか?」


俺は蓮にそう返されて気がついた。

(あ、やらかした……)


「あ、えーと……人違いです。すみません」


そう言い残して去ろうとした瞬間


「お前……誠か?」


(……おわった)


「い、いえ人違いだと思います」


「えーそれは酷いと思うなあ~まこっちゃん」


「やっぱり夏希も誠だと思うか?」


「うん!私の勘がまこっちゃんだといってるね!」


じーっ


「ご、ごめんって誠だよ誠」


「ははっ!やっぱりか!はじめは気づかなかったわ!それにしてもお前すげぇイケメンなんだな!」


「だよね!蓮くん!すごくかっこいいじゃん!なんでいつも顔隠してるの?」


(どうしようこの状況……)


「ふぅ……人にはその人の事情があるんだよ」


「ま、そゆことにしといてやるか!」


「そうだね~」


「んで誠はなにをしていたんだ?」


「ああ俺は買い物だ」

そういいながら結んでいたのをほどいた


「えー下ろしちゃった~目の保養だったのにぃ~」


「おいおい彼氏の前でそんなこというなよ」


「だって蓮くんはいつも華恋ちゃんのことみてるじゃん」


(ばれてやんの蓮)


「っばかちげぇよ!目の保養だ目の保養」


「ほら!わたしも目の保養だよ?」


「た、たしかにな!しっかり誠ほんとにイケメンだったな!びっくりしたぜ」


「ああこの事は誰にも言わないでくれ」


「「もちろん!」さ!」


「んじゃ二人はデートの続き楽しんで。俺はまた買い物再開するよ」


「おうよ!また学校でな~!」


「ばいばいまこっちゃん!」


「ああまたな」


そして俺はもう一度買い物を再開した。





買い物の帰り道、俺はすごく後悔をしたのであった。


(最悪……ほんと何してんだよ俺……)








ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 初めて自分で小説を書いてみようと思い、かきはじめました!初めてなので文章とか誤字脱字色々おかしいとおもいますがそのときは優しく指摘して下さい😊

 ハートとか応援コメントおまちしてます!

 レビューもお願いします!












  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る