05 まさかの学校一の美少女

「大丈夫?」


(……!一ノ瀬さんだ…)


「はい。大丈夫です」


「………」


「……結城さん?」


(びっくりした…近くでみるとすごく綺麗な顔してるな……)


「あ、いえ」

 結城は慌てて返事をした。


「ったく!ほんとに友達だったのか」


 男はそう呟きながらどこかに歩いていった。




「結城さん。改めてありがとうございました。すごく助かりました」


「全然大丈夫です。怪我してない?」


「はい。おかげさまで」


「ならよかったよ」


(今は18時か…送って帰った方がいいのか?いやでもなあ…)


「……?どうかしましたか?結城さん」


「あ、いや……俺の家の方向あっちなんだけど一ノ瀬さんはどっち?」


「私も結城さんと同じ方向ですね」


「なら時間も時間だし送っていくよ。あ、でももし嫌なら大丈夫だから遠慮なく言って」


「はい。ならお言葉に甘えてすこしご一緒させてもらいますね」


 そうして俺たちふたりは家に向かって歩き出した。


「……」

(なにか話した方がいいのか……?)


「今日の模試お疲れ様。どうだった?」


「はい。手応えはいつも通りですかね」


「そうなんだ」


「……」


(話が続かん。それよりどこまで同じ方向なんだ?)


「俺こっちだから」


「あ、私もそちらです」


「……そうなんだ。家どの辺にあるの?」


「もう少し歩いたところですかね」


(嫌な予感がする……)





「……俺の家というかマンションここなんだけど……」


「私もです。同じマンションなのは流石に困惑しますね」


「……ちなみに俺は5階」


「私も5階ですね」






「……ちなみにここ俺の部屋」


「私は隣ですね」


一ノ瀬さんの顔が困惑している。


「まさかお隣だったとは思いもしなかったな」


「そうですね。では改めて今日はありがとうございました」


「……ああ。お疲れ様」


 俺は鍵を開けて部屋に入る。


「まさか一ノ瀬さんと隣だったなんてな……あはは……なんつう冗談だ」


 俺はそう呟きながらポケットからヘアゴムをとり長い髪を後ろで結ぶ。いわゆるマンバンヘアだ。


 そしてそのまま洗面所に向かった。


 鏡を見ながら

「この顔が原因なんだよな……」


 俺の顔は整っている。自分でもわかっている。だがこの顔のおかげで色々な目にあった。





「今日はほんとにつかれたな……」









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 初めて自分で小説を書いてみようと思い、かきはじめました!初めてなので文章とか誤字脱字色々おかしいとおもいますがそのときは優しく指摘して下さい😊

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