03 友達

俺は今蓮と放課後にムクドに寄っている


「いやあやっぱムクドのハンバーガーはうめぇな!」


「ああそうだな…」


「てか誠よ言いたくないなら言わなくていいんだけどよ…髪の毛なんできらねぇの?」


「……外見は人を惑わすからかな。外見に固執するのじゃなくて内面を見たいし見てほしい。そういう人と仲良くしたいからかな」


「大人びてんなあ……」


「まぁな…てか俺も聞くけどなんで俺に話しかけてくれるんだ?蓮はクラスでも人気者だろ?」


蓮はクラスの中でも明るく人気のある生徒だ。いわゆる陽キャだ。


「誠と初めて話した時のこと覚えてるか?」


「ああ……転校初日だな」


「あの時話した時はなんでこんなにつめてぇんだ?っておもったけど少しずつ声かけて話してみるうちに誠がどんなやつかわかってよ…それでだ」


「……俺はどんなやつにみえるんだ?」


「めちゃくちゃ無愛想だけど人を傷つけないように話してるし人のことよくみてる良い奴だな!」


「……過大評価のし過ぎだ…でもありがとう」

「ははっ!どういたしまして」


(……なんか恥ずかしいな…でも悪くない…)


「しっかしこのハンバーガーもうめぇけどジュースもうめぇな」


「まあもちろんそうだけど美味しくないと商売が成り立たないから」


「!たしかに……」


「もしかして蓮ってバカ?」


「んなわけあるかあ!っていいたいけど平均くらいだ…」


「この学校で平均ってまあまあいいんじゃない?」


この学校は私立の高校で偏差値は県内トップレベルの進学校である。


「それをいえば誠こそ偉いだろ!転校する前に試験受けただろうけどあの編入試験難しいで有名だぞ!」


「そうだな…たしかに難しかった…」


「……思い出したぞ…もうそろそろ模試があるんだった…」


「……そうだな今日が木曜日だから明後日の土曜日だな…」


「…うけたくねぇ!!!!」


「……あきらめろ」


「クッソーー!!!」


ムクド店内で蓮の叫び声が響き渡った。


「今日はサンキュな〜!」


「……こちらこそありがとう。でも最後のは恥ずかしかったからやめてくれ…」


「……わりぃな…」


「まあいいよ。たのしかったし」


「!たのしかったのか!?」


「ああもちろん」


「なら!今度また遊ぼーぜ!」


「……模試がおわってからな」


「んぐっ…!なら模試が終わったらどっか行こうぜ!」


「……まあいいよ」


「やったぜ!ははっ!楽しいな誠!」


「……そうだな」



「なら俺こっちだから!じゃあな!誠!」


「ああまた明日な」




(たのしかったな…久しぶりに友達と遊んだ。いつぶりだ?それすらも覚えてないな…)


(それに蓮のやつなんで転校してきたかとか聞かないんだな…やっぱ良い奴だな)


俺は久しぶりに気分の良い帰り道を歩いた

心なしか名残おしさもあった…気がした。





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初めて自分で小説を書いてみようと思い、かきはじめました!初めてなので文章とか誤字脱字色々おかしいとおもいますがそのときは優しく指摘して下さい😊

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