3

「施しって・・・何だよ?」




ロリコンエロ親父が不思議そうな顔で樹里を見下ろしているので・・・その顔をもっと睨み付けた・・・。




なのに、それがロリコンエロ親父には効かないようで・・・。












面白そうに笑って、樹里を見たと思ったら・・・




















「ヘソ曲がり。」














と・・・。





その言葉に、樹里は固まってしまった。




そんな樹里を見て・・・ロリコンエロ親父の、“エロ”のスイッチが入ったのか・・・





「お前のヘソ・・・俺が探してやるよ。」





そう、言ったかと思ったら・・・





「やだっ!!!何すんの!?」





ダボっとしたTシャツの裾から、無駄のない動きで手を入れてきて・・・





手を、入れてきて・・・





「そこ!それでしょ!?樹里のおヘソ、それ!!!!」




「おかしいな・・・ねーよ?」




「ある!ある!!それだから!!」





樹里のおヘソを優しく触ってくるロリコンエロ親父の手を、両手で力いっぱい退かそうとするけど・・・全然動かない・・・





「心配すんなよ・・・探してやるから・・・」




「いいっっ!!・・・っやだ!!!やめてよ・・・っ!!!」





片手でガッシリと抱き締められ、もう片方の手で樹里の身体を優しい手付きで撫で回すように触ってきて・・・。





「待って・・・っ、樹里・・・こういうのは、しないから!!!」




「こういうのって、何だよ?

お前のヘソ探してやってるだけだろ?」





何を言っても、抵抗しても、このロリコンエロ親父には効かないみたいで・・・




「もう・・・いいでしょ・・・っ?

いつまで、探してるわけ・・・?」




「全然見付かんねーから・・・」




樹里のデスクに座らされ、樹里の足の間にロリコンエロ親父の身体が入った状態で、Tシャツの中からずっと身体を触られていて・・・




「もう・・・終わりにしてよ・・・!」




「ここも・・・最後にな・・・」




「・・・っウソ!?やだ・・・っ!!!

最低!!!止めてよっ!本当に・・・最低!!!」




樹里のブラジャーの谷間の方から・・・また無駄のない動きでスッと指を入れられ・・・




入れられたかと思ったら・・・




そう、思ったのに・・・。





「・・・っっ」




「おかしいな・・・ここにもないな。」





肝心な所には触らず・・・




でも、たまに・・・ほんの少しだけ、触れて・・・





「お前のヘソ・・・どこにもねーな・・・」





そんな、ことを言いながら・・・





何度も・・・何度も・・・





肝心な所に・・・たまに、少しだけ、触れる・・・。






もう、おかしくなりそうで・・・目をギュッと閉じ、ロリコンエロ親父の胸を両手で力いっぱい押す・・・。






そしたら、少し笑ったような声が聞こえ・・・


















「お子ちゃまだな・・・。」











そう、小さな声で言ってから・・・









ブラジャーから手を引き、Tシャツからも手を抜いて・・・









私の足の間からも身体を退かし・・・。









「何か食ってから帰るか!」









嫌気が差すくらい、スッキリした顔でそんなことを言われ・・・









「行くわけないでしょ!?

絶対・・・・・訴えてやるから!!!」

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