負の感情 「怒り編」

 負の感情は怒り、悲しみ、嫉妬、妬み、不安、苦しみなどのネガティブな感情のことです。

 私の経験上、前述したようにどの感情も出し切ることが生きる上で重要だと思っているのですが、負の感情は優先的に出し切った方がいいと思います。この感情がしっかり消化できないと、あとで顔をだしてくるものですし、それもややこしい形で現れたりします。それは知らないうちに自分や他人を攻撃してしまうかもしれないので、なるべくフレッシュなうちに使いましょう。感情は腐ると消化しにくいです。負の感情は誰しも不快ですし、最も自分が嫌な気分になるので、私の場合は人の前では出さないようにしています。ではどうやって出し切ったのかといいますと、私は一人でぐっと深いところまで付き合って感じています。その方が効率も良いし、どうしても自分では抱えきれないくらいで、誰かに話したいという以外のことは一人で解決するようにしています。一人の場合は、私の表現は書くのが癒しなので、たくさん書いて書いて書きまくります。すると誰かに話したくらい楽になります。アウトプットすると意外とすっきりするので、誰もいないところで怒ってもいいですし、絵で発散してもいいですし、とにかく自分の中に感情をためないのがコツです。そのときは、子供みたいになってください。

「怒り編」

 負の感情の中でも、怒りのコントロールはまずできたほうがいいかもしれません。なぜ怒るのでしょうか。初歩的なところから言うと何で自分が怒っているのか言語化できない人は怒るという行動にでやすいような気がします。大枠でいうと「相手に期待しているから、自分の思い通りにいかないと怒る」、「自分の大切にしていることに対して、それを守るために怒りがわいてくる」と思います。前者は、他人軸だったり、相手への傲慢になったときによく陥るパターンかと思います。怒りも自分で自覚するところから始めた方が楽です。そして、それを受け入れ、少し落ち着くとなぜ怒っていたのだろうと思います。私はあまり怒らない方なので、逆に考えると人に対して期待していないから、引っかかるポイントが少ないんだと思います。また、みんなそれぞれ全く違うと思っています。その人の成育歴や経験、性格を把握してはいませんし、特に感覚は当事者でない限り、全く同じ感じ方はできないと思っているので、考え方や価値観が人と違って当然だと思っています。なので、違うということが前提で相手に自分の考えや価値観があると思っていないので、期待が全くないです。見返りを基本的に考えていないので、期待はしていないです。その方が楽に生きるコツかと思います。

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わからない

あなたが

わたしが

どうしてこうなるのだろう


こんな気持ちになりたくない

こんな気持ちでいたくない


でもそれは

私を守るためだから

大丈夫

怒ってもいいのよ


どうしようもない憤りさえ

何かを伝えているから


わたしを守りたいんだね きっと


わかってくれなくても

自分が一番理解していれば

少し抱きしめられるから

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