第2話
さて、私という生物の話をしようか。
なんて、ナンセンスな書き出しから始まる厨二チックな同系統の作品はとても気に食わない。自分のスペックを公開しないでくれ。
いや、なんだ。別に言ってもらっても構わないのだが、せっかく傷を舐め合えると思ったのに、序盤から自分より過去が重い事が判明している筆者が現れて「わかるよ」なんて同情を語り始めたらもう……。
本当にごめんだ。
反吐が出る。気持ちが悪い。何様だテメェ。古傷抉るな。萎えた、マリカしよ。
酷い風評被害だ、可哀想に。
…とにかく私はそうはありたくない。
ただ、自分の姿を想像してもらえないのは悲しい。そうだな…そうだ、猫。そう、私の姿は猫だと思ってくれればいい。
猫が、あなたの膝の上、もしくは腹の上で喉を鳴らしながら騒がしくンニャンニャ鳴いている。
あなたはその猫と言葉に相槌を打ってもいいし、無視してもいいし、うるさいと殴ってもいい。なにをしても許されるのだ。
あぁ…自分語りは嫌いだが、これだけは伝えておきたい。
私は猫が大っっっっっ好きだ!!
かわいいくて、もっふもふで、気分屋で、丸い。人間が"可愛い"と思う全ての要素が詰まっている。なんと愛おしいんだろうか。
多分今後も比喩表現で定期的に猫が出てくるだろう。
猫嫌いの人、ごめーんちょ
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