小説を速く書くコツ

本日、小説を一本書きました。

原稿用紙8枚分。

いわゆるショートショートというやつです。


昨日の赤LALAでプロットを作ったものです。

そこから、第二段階、第三段階とプロットを詰め、

本日、一気に文章を書きあげたという形です。


私の場合、

駆け出しのころから筆が速い方でした。


そういうと、多くの人は「すごい」とか

「なにかコツがあるんですか?」なんて質問をしてきますが、

当然の結果としか言いようがありません。


物語を数学的に考え

そのなかで緻密なプロットを立てているのだから、

あとは文章をそこに乗せるだけです。


つまり、

時間がかかるのはプロットの段階。

ここで8割の仕事は終わっています。


あとは、ほぼ作業のようなもの。

残りの2割の部分にはまあ、頭を使う部分や

新たな仕掛けをする部分もありますが、

これは新しく思いついたアイデアを、

方程式を崩さないように挿入するだけ。


ようするに、ここもたいした労力は

かからないということです。


かなりロジカルに物語は作るべきです。

登場人物が勝手に動く(笑)などと言っている人は

一度しっかり考えてみてくださいね。


プロでもこの表現を使う人がいますが、

彼(彼女)たちが使うこの言葉は、

本質をとらえたうえでの遊びの部分でのことです。


しかし、本質がわかっていない人がこれをやると危険です。


どうなるかって?


しっちゃかめっちゃかになるだけです。


ほら。

心当たりあるでしょ?

だから、あなたの小説はつまらないんですよ。


ドキッとした方は、

ぜひ一度、私の小説を読んで学び、

そのあとにみずからの小説を読み返してみてください。


きっと新しい発見があるはずですよ。

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