第3話 仲間を大切に
入学して最初に受けたオンラインスクーリングを担当していた鈴木先生から、スクーリング最終日にこんなメッセージがあった。
「通信は基本的に、孤独な闘いです。学習も自分で進めなければなりません。担当教員によっては、なんでそんな事まで言われないといけないんだろうと、悔しい思いをする事もあると思います。でもそんな時に支えになるのが仲間です。LINEグループで繋がるといいと思います。互いに励まし合いながら、国家試験に臨んでください。仲間は大切です。私もそうでした。」と。
その教員の言葉は私の胸にも響くものがあった。それをキッカケに、大学のグループLINEを作成した学生がいて、私もその人と繋がりLINEグループにも参加した。同じグループLINEから個別で繋がって、今では40人を超える参加者がいる。個別LINEで繋がっている友人もいた。
大学3年次編入学なので、2年間で103単位取得が義務付けられている。3年で77単位、4年で26単位と現場実習だ。実習事前指導を社会福祉士と精神保健福祉士どちらも受けなければ実習には行けず、実習に行くには取らなければならない単位も多数ある。
通信のレポート課題と科目修了試験で取れる単位もあるが、スクーリングで取れる単位も3年では結構あり、優先して提出するレポート課題も、スクーリングのしおりやシラバスを確認して、提出済だ。夏と春(2月)はスクーリングラッシュだ……💦気が遠くなりそうになったが、ここまで来たらやるしかない。
今年の夏のスクーリングでは、参加する同期の学生も多く、親睦会も兼ねてスクーリングの後に懇談会も企画されていた。私の他にも、W受講をしている学生も多く、入学式で仲良くなった綾子ちゃんもスクーリングと懇談会に参加すると言っていた。
他にも社会福祉士だけの受講の子や、逆に精神保健福祉士だけ受講している子もいた。私と同じようにW受講の子も他にもいた。
勇気をだしてLINEグループから、個別LINEで繋がった友人も何人かいて、今度会えるのが楽しみだった。
それが彼との、最初の出会いでもあった。
鈴木先生が最終日に話してくれた言葉は、卒業まで私の心ずっと残っていた。この話はまた別の機会に話そうと思う。とりあえず夏のスクーリングをまず乗り切らないとな💪
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