【情報収集2】
※情報収集2は通常と同じ形式を採用している。
そのため情報収集1とは異なり、専用シーンは用意されていない。
・"アナムネシス"について②
〈情報:UGN〉〈知識:レネゲイド〉 難易度:11
「アナムネシス」
このシンドローム名は、ギリシャ語の「記憶」が由来とされているが、これの他にもうひとつ意味が込められている。それは哲学者プラトンが提示した哲学用語「想起"アナムネーシス"」だ。
プラトンは輪廻転生によって前世の持っていた記憶と、魂の世界で得た記憶を忘却してしまうという考えを提示していた。想起とは、その忘却してしまった記憶を思い出すことを意味する。
「記憶」と「想起」の名を冠するアナムネシスは魂の世界、或いは前世に体験した最適な記憶を想い起こし、それを答えとして能力者に提示するのだ。何故アナムネシスがそのような能力を持つのか。そもそも魂の世界、前世という概念が真実であるのかさえ定かではない。しかし、アナムネシスが過去の現象を能力として発現しているのは事実だ。
ただし、能力発動時は発現者の身体にとてつもない反動と侵蝕率の負担が伴うため、能力を使うには完璧に適合することが最低条件とされる。
・"マスタースレーブ"について
〈情報:FH〉難易度:8
〈情報:UGN、ゼノス〉難易度:10
FHに所属するマスターエージェントで、アナムネシスの研究セル「ペルフェット」のセルリーダーも務めている。
彼の欲望とは「オーヴァードを次の進化へ誘うこと」。アナムネシスに目をつけた彼は「解放のインフィニティーコード」を作り上げ、アナムネシスの叡智を人類全体へ拡散させることで人類の選別を行おうとしている。
コードネームの"マスタースレーブ"とは、強さを誇示するマスターエージェントの意味の他に、ロボット業界の専門用語の意味が含まれている。
これは操作を司る「マスター」と、その制御下で動作する「スレーブ」に役割を分担する操作方式を意味する言葉だ。
彼の能力は「
その有効範囲は1km程度だが、電波塔などの外部装置で信号を増幅させることで、もっと広い範囲をカバーすることができる。
現在、N市で暴れているジャームたちは1kmの制限を大きく超えており、街のどこかに信号増幅装置があると推察できる。
これを無効化できればマスタースレーブの弱体化が見込まれるだろう。
・信号増幅装置の場所【フラグ:プラン・タイムダウン】
条件:情報「"マスタースレーブ"について」の開示
〈情報:FH〉〈情報:UGN〉難易度:7
調査の結果、信号増幅装置はN市のランドタワーに設置されていることが分かった。ただし、その入口には強力なセキュリティでロックされており、頑丈な作りのため破壊も難しい。
これを無効化するにはハッキングに秀でた能力が必要になるが、ハッキング中にやってくるであろう無数のジャームを退け続ける必要がある。
そのため装置を破壊してからでは、榛名愛花の救出は間に合わない。マスタースレーブの思惑を阻止するには『信号増幅装置の破壊』と『榛名愛花の救出』をほぼ同時に進行する必要がある。
尚、マスタースレーブは必ず作戦の障害として立ちはだかるだろう。
※「フラグ:プラン・タイムダウン」が達成されました。トリガーイベント:思わぬ共闘者が発生します。
・榛名愛花の状態②【クライマックスの突入条件:開示】
〈情報:ゼノス〉〈知識:レネゲイド〉難易度:9
現在、榛名愛花の中には「アナムネシス」と「解放のインフィニティコード」の2つが存在している。「解放のインフィニティコード」は周囲のレネゲイドを吸収し急速に力を付ける事で、アナムネシスの能力を強制的に発動させ、彼女の侵蝕率を上昇させ続けている。
侵蝕率が限界に達してジャーム化すれば、彼女は苦しみの権化であるアナムネシスを己から排除しようと、ハヌマーンの能力でアナムネシスを世界中の生物へ強制的に伝播させるだろう。
アナムネシスに適応できない生物はすぐさま死ぬかジャーム化してしまう。
これを防ぐには「アナムネシス」と「解放のインフィニティコード」の2つを無効化しなければならないが、インフィニティコードを破壊しようにも生半可な攻撃では傷一つ付かぬ上に、アナムネシスの張る防護バリアはどんな攻撃をも防ぐ。
これをくぐり抜けるには「アナムネシス」を休眠状態にしてから、インフィニティコードを破壊するという順序を辿って榛名愛花を救わねばならない。
■クライマックスへの突入条件
・フラグ:アナムネシスの達成
・フラグ:インフィニティコードの達成
・フラグ:プラン・タイムダウンの達成
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