●シーン13:万能の記憶(PC③)
●シーン13:万能の記憶(PC③)
条件:シーン12が終了した
◆解説
霧谷雄吾から、N市全域にてマスタースレーブがジャームを用いて暴走した榛名愛花を目標とした戦闘が勃発していると伝えられ、PCたちに今後の選択を迫る。
▼描写
……君たちはあれから流されつつも何とか岸へ辿り着き、各々の状況を再確認していた。
状況は一言でいえば最悪だ。
N市全域にて高濃度のレネゲイド反応が絶え間なく起こり、ジャームと愛花による戦闘で被害は増す一方。
無事だったUGN戦闘班によって一般人の避難活動を行なっているが、圧倒的に手が足りないうえに増援も期待できない。
もう間もなく避難は完了する。手遅れなものは残念ながら助けられないが、助かる命は間違いなく助けられた。
そこでUGN端末から通信が届く。相手はUGN日本支部である霧谷雄吾だ。
▼セリフ:霧谷雄吾
「……繋がった! 非常事態のためN市支部の命令系統を一時お借りしました」
「皆さん、よくぞご無事で」
(PCの反応を待って)
「中々厳しい状況ですね」
「この通信もいつまで持つかわかりません。簡潔に情報を共有します」
現在、N市ではマスタースレーブによる榛名愛花を対象とした戦闘が引き続き行われていること。
榛名愛花は圧倒的な力でジャームたちを駆逐し続け、引き続き暴走状態であること。
この事態を集結させるには、榛名愛花とマスタースレーブの両名を何とかしなければならないと。彼はそう告げた。
▼セリフ:霧谷雄吾
「マスタースレーブはジャームを驚異的な範囲でコントロール下に収めています」
「その範囲はなんと50km。どのような手法を用いているかは謎ですが……」
「そして、榛名愛花さん。N市を救うには彼女をなんとかしなければならない」
「……もはや一刻の猶予もありません。殺すのか。それとも生かすのか。ご決断を」
「そして、その後マスタースレーブ操るジャーム達をどう退けるのか」
「問題は山積みですが、皆さんで方針を決め――」
残念ながらそこで通信は途切れてしまった。再度連絡を取ろうと試みるも繋がることはない。
おそらくマスタースレーブによる通信支配が敷かれているのだろう。
◆結末
PCたちが今後の方針を決めたら、情報項目2の内容を開示してシーンを終了する。
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