●シーン9:それは類まれなる知識(PC④)

●シーン9:それは類まれなる知識(PC④)

◆解説

 PC④情報収集シーン。PC④の元に榛名愛花が訪れて、アナムネシスの情報を集めるPC④へ「何故レネゲイドにそこまでの興味を持つのか」「アナムネシスを消したい」と伝える。

 そこでPC④と自らの姉が少し似ていると零すのだった。


▼描写

 君はここUGN、N市支部によるレネゲイド研究機器を興味深く観察していた。

 他のUGN支部に比べ、ここN市支部は異様なほどにレネゲイド研究、解析のための機材が豊富だ。

 もしかするとゼノスの支部に匹敵するかもしれない。

 そんな感想をいだいていたところで、検査を終えた榛名愛花が姿を現した。


▼セリフ:榛名愛花

「ぁ、お疲れ様、です。えっと……」


 どうやらまだ君の名前を覚えていないらしい。思い出そうと記憶を思い起こしている。


(PCの反応を待って)

「その、PC④さんはゼノスの人、なんですよね」

「やっぱり、レネゲイドについての知識とか進んでたりするんですか?」


(PCの反応を待って)

「そ、それじゃあアナムネシスについても?」

「な、ならアナムネシスを消したりする知識とか、ありませんか!」

「私、普通になりたいんです。アナムネシスを消して、普通のオーヴァードになれたらって」

「どう、ですか?」


(PCの反応を待って)

「そう、ですか。そうですよね。そんな虫のいい話なんて」

「私こそすみません。変なことを聞いてしまって」

「……どうして、PC④さんはそこまでレネゲイドに興味を持つんですか」

「私の亡くなった姉も、どうやらレネゲイドの研究職だったらしいので。どうしてそこまで熱くなれるのか、少し気になるんです」

「何か理由とかあるんでしょうか」


(姉の名前を聞かれたら)

「確か、|榛名愛理(はるな・あいり)だったと思います。随分昔ですから、あまりよく覚えてませんが」

「どんな人だったかな。あはは……」


◆結末

 PC④の反応を待ち、榛名愛花との交流が十分にできたらシーンを終了する。

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