●シーン4:知識の探求者(PC④)
●シーン4:知識の探求者(PC④)
◆解説
PC④のオープニングシーン。回想として都築京香から命令を受ける場面から始め、PC④が任務を引き受けたのを確認してから場面を現在に移す。
登場侵蝕は行わずPC①とPC②にここで登場してもらい、RPにて休戦協定としてUGN支部に赴くように話をまとめてもらう。どうしようもなくなったらコールドウェル博士と都築京香からそれぞれPC②、④へUGNと合流しろの旨の連絡を行なって協定を組むようにするとスムーズに進行できるだろう。
▼描写
場面は数刻前に巻き戻る。PC④、君は都築京香からゼノスの図書館へ呼び出され、ひとつの任務を受けていた。周囲には結界が張り巡らされ、物音ひとつ外へは漏れ出さぬよう手配されており、ことの重要性を物語っている。
▼セリフ:都築京香
「──以上が今回の任務の詳細になります」
「何か質問はありますか?」/
(PCの反応を待って。質問があれば適宜対応すること)
「それは何より。この事件はあなたでなければ務まらないでしょう。それほどに重要な役回りとなります」
「N市へは私がお送りしましょう」
彼女が手をかざすと、バロールの《ディメンジョンゲート》に似たゲートが形成される。
「繰り返しますが、今回はUGNやFHとの衝突は可能な限り避けるよう。あくまでアナムネシスが第一目標です」
「積極的に協力関係を結べばスムーズに目標に近づけるでしょう」
「ただし、FHといっても“マスタースレーブ”と名乗るFHエージェントにはお気をつけて。彼とまともな話は成立しませんので」
「それでは、良い知らせをお待ちしています」
君はゲートを潜り、任務達成のためN市へと乗り出した。
そしてPC②と同じく光の柱を目撃し、アナムネシスの反応があるのを確認して現場に急行するのだが……。
そこで待っていたのはターゲットをかばうUGNチルドレンであるPC①
それを狙うFHエージェントのPC②という一触即発な状況だった。
※PC①とPC②にシーンインを促す。
(シーンインを終えたら)
まさに三すくみなこの状況。ここで万が一でもアナムネシスを宿す少女が傷つくのはまずい。
ここはプランナーからの指示通り、休戦から協力関係に持ち込むのが良いだろう。
提案のため、君は覚悟して口を開くのだった。
※スムーズな進行のため、ここでPLにも協力関係を構築できるように協力を促すとよいだろう。
NPCによる進行が必要な場合は、UGNなら陸条康太。FHならコールドウェル博士。ゼノスであればプランナーなど。適当なNPCに介入させて話を進めるとよい。
◆結末
――UGN、FH、ゼノスによる3陣営が集ったおかしな関係。いつ破綻するかもわからない危うさを秘めつつも、互いの利点が失わなければ裏切られることはないだろう。
君自身がその引き金を担わなければ、だが。
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