第11話『十年婚活した伝説の婚活アドバイザー』
俺の名はとちお、嫁さん探しの土地測量士32歳
もうこの下らない小説も11話も続いてる、付き合っている彼氏がいる女性なら
『この本読んでみてよ、私と付き合ってよかったでしょ?この本妙に内容リアルだし恐らく出てくる女実話よ』
と言えるだろうし
男が読んだら
『俺、、、一生独身でいいかも、、、、』
となる便利な純愛小説だ。
とちおの心の声(俺、、、この不況のご時世で、、資格も取ってキャリアも積んで稼いで専業主婦させれる余裕はあるし、そこまで年齢いってる訳でもない、それなのに前科があったり金金の性別逆ならクズ人生な女になんで偉そうに
品定めされなきゃなんねーんだよ。)
嫁探すととちおでも犯罪者扱い、それならもう生涯独りで行きていこうと思った矢先
グラビティで有名な伝説の婚活アドバイザーがいるとの事でその人に会いに神奈川の湘南まで赴いた。
ザッキー『どうも伝説の婚活アドバイザーのザッキーです婚活女はー』
話を聞く、、この人も十年婚活して色々黒い部分んを見てきたんだろう。
とちお『こんな結婚が難しいとは思わなかったですけどどういう状況になったら皆結婚すると思いますか?』
ザッキー『んー例えば震災や災害や戦争、非常時になると婚姻率上がるって統計には出てますねー』
とちお『なるほど今日は有難うございました』
帰り江の島の海を眺めながらとちおは過去新卒で勤めていた会社を思い出した。
キックパンチ暴力当たり前
朝礼絶叫、社訓駅前で叫ばされる
ぶっ殺すぞ=おはよう、死ね=こんにちわ
AM8時からPM1130が定時
三ヶ月休み無しの時もある。
80人位雇って1年後同期10人もいない社宅脱走するやつもいる。
上司の入れ墨率が高い
そんな会社を2年勤めたが、社内恋愛して結婚する率が異常に高かった。
とちお(下手な婚活相談所よりもブラック企業の方が少子化に貢献してるのかもな)
昔の写真を見ると働いている時の顔と辞めた後の顔が違う、戦争から帰ってきたかのようだ。
とちお『思い出も悲しみも湘南の海に消えちまえ』
夕日が差し込んできた。
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