第8話『若かりし頃〜人はいつから汚れてくるのだろう』


俺の名はとちお、土地測量士32歳

今日は東京に戻り東急目黒線武蔵小山駅のパルム商店街を1人歩いている。

とちお『懐かしいな』

とちおは18歳で上京した時に目黒駅のお好み焼きで働いていた、その時に出会った同い年の彼女の地元がこの武蔵小山だったのだ。

とちお(現在32歳、、あーあの時の恋愛が懐かしい、、、もう出会う奴母親も含め金の亡者のモンスターしかいねぇ、、女はいつからモンスター化するのだろう、、、あぁ当時の彼女ももう結婚したりしてんだろうな、、、)

上京したときより色々と開発が進み、飲み屋街が取り壊されタワマンが出来たり、寂しい感じもあるが思い出は心に残っている。

とちお『付き合って1年後同棲して24まで五年間付き合ったんだよなーさちこか』

その時思い出した。遡ること9年前

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洗足池公園のお祭り

彼女の幼馴染『とちおさんよろしく〜どこ中?』

とちお『00中』

幼馴染『え、そこどこ?あ〜地方出身なんだ〜私あやっていうの宜しくさちことは小学からの仲なんだ』

色白でギャルっぽいが可愛かった。

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それからしばらくした後五反田で飲んでHした。

布団で一緒に寝てる時に彼女と2人写っている写メールを取り出し

あや『さちこいるのにしちゃったね』

半年後

さちこ『ねぇ、、、とちお、、、あやから聞いたんだけど、、、あやとHしたの?』

とちお『幻想だ!しらねぇ!』

半年後に自ら暴露するとは女心はわからんものだが


もう若い頃の恋愛なんて無理なんだろうなと思い煙草をふかしながらよく青缶していた林試の森公園を散歩した。

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