第2話『保釈金払える?』
俺の名はとちお嫁さん探しの哀戦士
今日は高崎駅前のヤマダ電機の上のサイゼリアにデート場所を決めた
夏実37歳
歳は言ってるが写真に偽りが無ければタイプだし、サイゼリアなら登利平と違って2700円のうな鳥定食を頼まれることもないからだ。
『こんにちわー』
写真は偽りが無かった。
席について会話する。
色々話したが一言でいうと『メンヘラ』
小室哲哉の曲が好きでファンらしいがその時代から令和にアップデート出来てない感が痛いが前回の黒ギャルばばぁよりはまともだった。
ホテルに向かおうとするが拒否されたがLINEを交換して色々と連絡を取り合った
とちお『あー早くエッチしてーなー早くャらせろよ30過ぎてんだからよ』
そしたら電話が鳴った夏実からだった。
夏実『ねぇ、、今覚醒剤の容疑で警察署にいるんだけど、、、保釈金払える?300万?』
とちお『無理だすまん』
夏実『え、、?なんでよ私達いい感じだったじゃん』
電話を切る
男をATMかなんかと勘違いしてるのか、、、、これからこんな女ばかり引っかかるのか、、?
20代の頃の恋を思い出した。
共通の趣味、同じ学校、職場、色々と接着剤があってそれで出会ってきたが30過ぎると男女の接着剤は金しかないのか、、?!
グラビティである男のセリフが蘇る
『30過ぎると金の世界で30歳になるまで一回も結婚したこと無い女ってヤバイのしかいないから気をつけたほうがいいですよ、夢見ないのと生涯独身の覚悟は持って損はないっすね』
(まともな女は、、、いないのか、、、)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます