魔術師グラン・アルベルト
『従魔:ボス・ワイトの獲得に成功。』
『ユニークスキル『
『レベルが上がりました。』
『レベルが上がりました。』
『レベルが上がりました。』
『上位存在のテイムに成功・・・称号『魔王の子』を獲得しました。』
おお、テイムでもレベル上がるのか!!
続けて3回だからきっとそうに違いない。
てか、『魔王の子』ってなんだよ!!
俺、人間なんですけどっ!!
まぁ意味は例えみたいなものなんだろうけど、それにしてもだ。
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名前:リン・テンドウ
レベル506
称号:『魔王の子』
技能:ユニークスキル『
スキル『俊敏』
耐性:窒息
攻撃:5060
生命:5060
魔力:5060
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「ナ、ナニガ起こっタ・・・」
キングワイトは長年の束縛から解放させられていた。
「ダンジョンへの侵入者を襲え。」この命令には逆らう事は出来なかった。
恐らく精神干渉系のスキルだろう。
それがたった今、この少年によって解放されたのだ。
「あの、ボス・ワイトさんって名前とかあります・・・?」
少年は思案顔で聞いてきた。
人間だった頃は並ぶ者のいなかった魔術師である儂が必死で抵抗しても解けなかった精神干渉系の強制魔法をあっさり解いてしまうなんて・・・
全くゾクゾクさせてくれるわい。
・・・この少年は恐ろしいと儂の本能がそう言ってくる。
しかし、尊敬の念も抱いた。長年の時を生きてきた元賢者にとってもこれだけの猛者と出会えるなどまたとない好機だった。
「グラン・アルベルト・・・ダ。」
「グラン・アルベルト・・・ね。もしかして元人間?やっぱ死霊系はみんな前世とかあるのかな・・・?」
少年は身震いをしだした。
全く身震いしたいのはこっちの方だというのに。
『ユニークスキル『
『ボスワイトは
『眷属・『グラン・アルベルト』を獲得しました。』
『眷属・『グラン・アルベルト』のステータスが閲覧可能になりました。』
凄まじい勢いで
全盛期の賢者グラン・アルベルトの肉体は過酷な環境下戦い抜いてきた。
一際目につく細いながら引き締まった筋肉。
研究を日夜欠かさない賢者でありながらメインは冒険者を生業としていた彼の完璧なまでの身体は、積み上げてきた高度な魔導技術や友人の薬師が作った秘薬によって裏打ちされ62歳となった彼の全盛期に大きく貢献した。
「なんじゃ!!これは・・・儂の身体が再生しているッ・・・?
ちょうど全盛期の儂の筋力程・・・
まさか・・・
「爺さんすげえな身体。これはビビるね・・・」
華奢な引き締まった体と精悍な顔立ちと魔術師のローブに杖は相反するが、彼の魅力を引き出していた。
◇◇◇
クールだな。この渋い爺さん・・・
無事眷属にできたのになんか敗北した気分だ。
ステータスも見れるようになったし試しに見るか
・・・とんでもない強さだったし、さぞかしヤバかろうて。
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名前:グラン・アルベルト
レベル1292
種族:
称号:『賢者』
技能:ユニークスキル『魔導の極み』
スキル『死霊統率』『全言語理解』
耐性:『攻撃魔法』『物理攻撃』
攻撃:9800
生命:8420
魔力:∞
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「嘘だろ・・・・・・・・・・・・?」
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