『少女には向かない職業』(創元推理文庫)桜庭 一樹【★★】

 ああ、この作者(ひと)は、少女の魂を……と言うより、人というものを信じているのだなと思った。

 どんな凶悪な犯罪者であれ、何かしらの要因があってそうなるのであろうし、また罪悪感や後悔の念(これもまた大人ではなく成熟していない子供だからこそ、その想いが強い)を感じることを信じている。

 この作品の評価として、少女の脆さや、共感するう部分が多くある、というのは確かにそうだ。

 だが、男の子が読んでも共感は出来ないかもしれない(笑)。

 しかし、それよりも私は、罪を抱えて生きていくことの辛さ、そして、罰こそがその救いである、と……


 ……思う、かな?

 これもまた途中で切れてました💦

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